【現代的なSUV、欧州上陸】新型ヒュンダイ・ツーソン 欧州発表 1月発売
プラグイン・ハイブリッドも導入
text:James Attwood(ジェームズ・アトウッド) translator:Takuya Hayashi(林 汰久也) 【写真】新型ヒュンダイ・ツーソン【コナやi30と写真で比較】 (114枚) 第4世代のヒュンダイ・ツーソンの価格と仕様の詳細が発表された。英国では2021年1月7日に発売される予定だ。 1.6Lのガソリンターボエンジン「スマート・ストリーム」をベースに、150psのガソリン車、180psのマイルド・ハイブリッド、230psのプラグイン・ハイブリッドなど4種類のパワートレインが用意されている。 トランスミッションは6速MT、6速AT、7速DCTから選択でき、一部のモデルでは四輪駆動も設定されている。 価格はエントリーグレードのSEコネクトで2万8495ポンド(397万円)から。17インチのアロイホイール、プライバシーガラス、本革巻きステアリングホイール、デュアルゾーン・エアコン、リアビューカメラと「包括的」な運転支援システムが装備されている。 中間グレードのプレミアムは3万195ポンド(401万円)から。より大型のホイールやLEDヘッドライト、アンビエントライト、キーレスエントリなどが追加される。 最上位グレードのアルティメットは3万2895ポンド(459万円)から。リアシートヒーターや3ゾーン・エアコン、パノラミック・サンルーフなどを装備している。 パフォーマンス仕様のNラインも設定されており、ヒュンダイのホットハッチであるi20 Nやi30 Nと同様のスポーティーなスタイリングを採用する。プラグイン・ハイブリッドの電気のみの航続距離は約50km。 Nラインの詳細は明らかにされていないが、ハイエンドのパワートレインが用意されると予想されている。スプリングやダンパーをよりスポーティなセッティングにする可能性もある。 また、レンジトップのNパフォーマンスモデルが導入されるどうかは不明だが、ヒュンダイはNラインを「ハイパフォーマンスブランドのエントリーレベル」と表現しており、数年前からホットなツーソンの登場が噂されていた。 小型のヒュンダイ・コナのNバージョンが来年登場することは分かっているが、兄貴分のツーソンに設定されるかどうかは待たなければならないだろう。