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エマ・ワトソンにASK! ケリングの取締役になり、ファッション界のサステナビリティを推進する理由。

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VOGUE JAPAN

女優、そしてアクティビストのエマ・ワトソンが、大手ファッション企業のケリングの取締役に就任した。以前よりファッション業界の環境問題に高い関心を示し、自身のプラットフォームで改善を訴えかけてきた彼女が、この新たな役職を通じて目指す未来とは何か。そして、サステナブルなファッションが持つ意味とは? 多忙を極める彼女が、『VOGUE』に語ってくれた。

映画『ハリー・ポッター』シリーズでハリウッドスターの仲間入りをして以来、エマ・ワトソンは女優としてだけでなく、アクティビストとしても精力的に活動してきた。2014年には国連女性機関(UN Women)の親善大使に就任し、ジェンダー平等を求める国連のキャンペーン「HeForShe」の発足の際には、ニューヨークの国連本部でスピーチを行った。男性もジェンダー平等のために立ち上がるよう呼びかけたこの講演は、世界中で大きな話題となった。さらに2018年に始まった「TimesUp」運動でも中心的な役割を果たし、ハリウッドでのセクシャル・ハラスメントに終止符を打つべく現在も取り組んでいる。 こうして多岐にわたって活動する彼女だが、先月末には新たなニュースで私たちを驚かせた。というのも、グッチ(GUCCI)などのブランドを展開する大手グループ、ケリングの取締役に就任しただけでなく、同社のサステナビリティ委員会のトップを務めるというのだ。 今回、多忙な合間を縫って『VOGUE』のインタビューに応じてくれたエマは、「サステナビリティは、今日の私たちの行動が未来に及ぼす影響を考えること」だと訴える。さらに取締役という大役について、「ケリングでも最も若い取締役として、未来の世代と世界に大きな影響を与える、さまざまな決定に関わっていきたい」と意欲を見せる。

レッドカーペットでも、エココンシャスな選択を。

2016年のメットガラでは、再生プラスチック素材でつくられたカルバン クライン(CALVIN KLEIN)のドレスを着用し、2017年に出演した実写版『美女と野獣』のプレスツアーでは、エコフレンドリーな服を厳選したスタイリングで登場するなど、エマはいち早くサステナブルなファッションを取り入れてきた。さらに彼女は、ブランドのエシカル度を計測して評価するアプリ「Good On You」のサポーターを務めているほか、2018年にはオーストラリア版『VOGUE』のサステナビリティ特集号にゲストエディターとして参加した。 こうした実績を誇る彼女だが、ケリングもまた、サステナビリティに関する先進的な取り組みで知られている。同社は2019年、自社のすべての事業活動と全サプライチェーンを対象に、グループ全体でカーボンニュートラル化を実現するとの目標を明らかにした。また、主要7カ国首脳会議(G7サミット)で発表された「ファッション協定」の締結にも率先して関わった。これは地球温暖化の阻止、生物多様性の復元、そして海洋の保護を柱とする誓約で、現時点では65社が参加している。

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