今季の米女子ツアーを振り返る

ラウンド中にタバコを吸うチャーリー・ハル【写真：Getty Images】

　2024年の米女子ゴルフツアーは11月末に全日程が終了。今季は日本勢がメジャー大会で笹生優花、古江彩佳の2人が優勝するなど話題を集めた。そんなシーズンでは衝撃シーンも続出。くわえタバコでファンサービスを行った海外選手が反響を呼んだ。 【画像】全米女子OPでタバコをくわえたままファンサービスするチャーリー・ハルの実際の映像 〇6月、全米女子オープンのファンサービス中にまさかの… 　今季メジャー第2戦・全米女子オープンで一躍“時の人”となったのが28歳のチャーリー・ハル（英国）。大会そのものは19位に終わったが、ファンサービス中の一コマが話題となった。観戦に訪れた少女ファンから求められたサインに応じたが、なんとタバコをくわえたまま。米専門誌「ゴルフウィーク」は大会後のハルのコメントを紹介し「とても健康的な人間」と主張したことや「ゆっくりラウンドしている時なんかは、つい吸い過ぎてしまうのよね」といったコメントとともに、禁煙予定であることも紹介した。 　ファンからは「大好きになった！」「いいね！」「真の英国人だ」「素敵だ」と肯定的な声が寄せられた一方で「ファンの顔に煙吐いてるな」「子どもの前では良くないな」「少女ファンの前はマズいだろ」といった否定的な声も。ハルは「とってもクレイジーね。たった1本のタバコで、火がついちゃったんだから」と驚いていた。 〇7月、エビアン選手権でたった1打でポルシェを獲得 　メジャー第4戦のエビアン選手権では1打で“ビッグな副賞”を獲得した選手がいた。ジョディ・エワート（英国）が16番パー3でホールインワンを達成。11万8910ユーロ（約2057万円）のポルシェを獲得した。155ヤードの16番パー3。エワートが放ったボールはピン右手前に着弾。そのままカップに吸い込まれ、エワートは両手で顔を覆って感激した。同伴競技者とハイタッチ。キャディーともハグをした。 　ティーグラウンドの真後ろに展示してあった白いポルシェをたった1打で獲得。「マカン・ターボ・エレクトリック」という2000万円を超える高級車だ。海外ファンからは「これはクレイジーだ。おめでとう！」「クールだね！」「Wow！」「安全運転でね」「車をハグしてる」と驚きの声などが上がっていた。 〇7月、エビアン選手権でメジャー初Vを飾った古江に粋な祝福 　エビアン選手権は1打差の2位タイで出た古江は通算19アンダーで樋口久子、渋野日向子、笹生優花に次ぐ日本勢4人目の海外メジャー制覇の快挙を達成。表彰式では、荘厳な日本国歌「君が代」が流れた。空からはパラシュートで運んできた人が古江の背中に日の丸をかける粋な演出。快挙を達成した古江は日の丸を羽織ったままトロフィーを受け取った。 　ネット上では感動の声が続出。「ゴルフで国歌を流してくれてありがとう」「エビアン選手権の素晴らしい演出」「エビアンに君が代も流れた！」「さすがフランス、めっちゃオシャレで感動したわ」「フランスは、粋な事しますね」「表彰式で君が代流れた時感動しました」といった声が上がっていた。