小学生年代が対象、子供たちの技術と自立心を磨くサッカースクール

「UNBRANDED WOLVES SOCCER SCHOOL」で子供たちを指導する、元日本代表FW鈴木隆行氏【写真：高橋学】

　日本中を熱狂させた、あのワールドカップ（W杯）戦士から直接指導を受けられる。2002年日韓W杯に出場したサッカーの元日本代表FW鈴木隆行氏は現在、首都圏で小学生年代の選手を対象とした「UNBRANDED WOLVES SOCCER SCHOOL（アンブランデッド ウルフス サッカースクール）」を運営。自らがグラウンドに立ち、子供たちに直接指導するスタイルが人気を博している。6月には5校目となる品川校をオープン予定で、小学3～6年生を対象にさらなる情熱を注ぎ込む決意だ。 【動画】C.ロナウドもベイルも同じ蹴り方…足で蹴るのではなく「股関節で押し出す」　異色の指導者が極めた「絶対に“ふかせない”」シュート 　鈴木隆行氏は鹿島アントラーズで頭角を現し、2001年に日本代表デビュー。02年の日韓W杯に出場すると、初戦のベルギー戦（2-2）で殊勲のゴールを決めた。日本代表通算55試合11得点、欧州クラブでもプレーし、15年限りで現役を引退。解説者としても活躍するなか、昨春からスクールを本格的に立ち上げ、約1年でこれまで白金校、光が丘校、吉川美南校、千駄ヶ谷校と4校を運営してきた。 　各回のトレーニングでは自らが声を張り上げて指導し、子供たちと一緒にボールを蹴りながらプレーする上での大切なポイントを言葉と体で伝えていく。練習中は1人ひとりの名前を呼び、トレーニング後にはその日のプレーで気になった点や改善点をアドバイスするなど、子供たちに寄り添った指導が人気の理由だ。 　そんな「UNBRANDED WOLVES SOCCER SCHOOL」が、6月から品川校（品川カルチャーベース）をオープンする。対象は小学3～6年生で毎週月曜日に開催。5月30日と6月6日には、無料体験を兼ねたセレクションを実施する。合格した14名のみでトレーニングする「Jrベーシッククラス」と、マンツーマン（最大2名）で行う「パーソナルクラス」となっており、いずれも鈴木隆行氏から直接指導を受けられる。 　技術面だけでなく、小学生年代から自分で考え、行動する「自立心」を身につけさせたいと考えている鈴木隆行氏。子供たち1人ひとりの個性を磨くスクールとして注目が集まる。 【品川校の概要】 会場：品川カルチャーベース 対象：小学3～6年生 開催日：毎週月曜日（年間40回）