待ちに待った9連休! 「海外旅行」するならどこがいい? 人気の旅行先と航空券の価格動向を紹介
年末年始の9連休は、海外旅行を計画する絶好のチャンスです。本記事を読んでいる人の中には、海外旅行をしようと決めたものの、どこに旅行するかで悩んでいる方もいらっしゃるでしょう。そんな人に向けて、本記事では、人気の旅行先や航空券の価格動向について詳しくご紹介します。以下の内容を参考にしつつ、旅行先を考えてみてはいかがでしょうか。 ▼新幹線で1人で「2席分」の購入はNGなの? 規則を確認
航空券価格の動向
株式会社エイチ・アイ・エスの調査によると、年末年始(2024年12月27日~2025年1月5日出発)の海外旅行予約者数は前年比125.3%増加しています。 具体的には、バンコク、シンガポール、セブ島、ダナンなどの東南アジア地域が人気で、これらの方面への予約者数は前年を大きく上回っています。一方で、北米やヨーロッパ、中近東地域への予約者数も増加しています。連休期間が長く時間的に余裕があるため、長距離路線の需要も高まっています。 また、航空券の平均単価は前年比121.0%の24万1500円となっており、連休に合わせた航空運賃の値上がりが影響していると考えられます。出国ピークは12月28日、帰国ピークは1月3日と予想されており、この時期の航空券は高騰する可能性があります。
人気の旅行先と航空券の相場
以下では、株式会社エイチ・アイ・エスの調査で人気だった東南アジア地域の国を4つ取り上げ、それぞれの特徴や航空券の相場を紹介します。 1. ベトナム・ダナン ベトナム中部に位置するダナンは、美しいビーチや世界遺産の街ホイアンへのアクセスが魅力のリゾート地です。ホイアンには、中国とベトナムの建築スタイルが融合した美しい木造の建物が数多く残されています。近年、航空路線の拡充により訪れやすくなっており、家族連れにも人気が高まっています。往復の航空券は20万円程度です。 2. インドネシア・バリ島 バリ島は、豊かな自然や数多くの寺院などが特徴的な観光地です。例えば、断崖の上にあるウルワツ寺院では、寺院の周りの彫刻物だけでなく、オーシャンビューも同時に楽しめるでしょう。また、バリ島はリゾート地としての整備も進んでいるため、快適に過ごせます。往復の航空券は20万円程度です。 3. フィリピン・セブ島 透明度の高い海と美しいビーチが特徴のセブ島は、直行便で約4時間半とアクセスも良好です。また、1年を通して暖かいため、年末年始であってもリゾート気分を味わえるでしょう。短い日程でも楽しめるため、小さなお子さまを連れた家族旅行にも適しています。往復の航空券は17万円程度です。 4. オーストラリア・ケアンズ グレートバリアリーフへの玄関口であるケアンズは、自然豊かな観光地です。有名な「グレートバリアリーフ」へのアクセスも良好で、エメラルドグリーンの海とサンゴの森を楽しめるでしょう。また、時差が少なく、移動の負担も少ないため家族連れにも人気があります。往復の航空券は30万円前後です。