2022年は「アペロ」が流行の兆し? 都内で楽しめるお店を紹介!
2021年は営業時間の制限もあって、外飲みのスタイルが変わったという人も多いのでは? 以前は2軒目、3軒目と終電間際まではしご酒を楽しんでいたけれど、最近は早い時間から軽く飲むようになったという話もよく聞く。そんなサク飲み需要を受けて、今注目なのが「アペロ」。
「アペロ」は略語で、フランス語では「アペリティフ」、イタリア語で「アペリティーボ」のこと。ディナーの前にお酒と軽いおつまみで会話を楽しむ食習慣を指す。最近、日本でもこの「アペロ」を楽しめるお店が急増中だという。
本場のスタッフが陽気に迎えてくれる心地よさ
中目黒駅からすぐのビルの2階にあるカジュアルなイタリアンバール「クランデスティーノ 41」は連日イタリア人やイタリア好きの日本人で盛り上がっている。店名である【クランデスティーノ】は、“秘密の・非合法的な・怪しげな”といった意味合いの言葉だそう。口語的には“密入国してくる不法移民”という意味も持つ、ユーモアたっぷりなネーミングがお店の雰囲気を表している。 スタッフも店長のダニー・グレーゴさんをはじめ、イタリア人が多いため、店内はイタリア語が飛び交い、プチ旅行気分を味わえる。
土日祝日は15時から営業しており「アペロ」にぴったりだ。おつまみのおすすめは「サラミとチーズの盛り合わせ」。1人当たり800円から、人数に合わせて調整してもらえる。
チーズ、生ハム、サラミ、ソーセージなどはすべてイタリアから直輸入。中でも特に、週に一度しか手に入らないブッラータチーズは絶品! 生ハムやサラミは、特別なスライサーで切り立てのものを提供。薄くスライスされたハムはとろけるようで、感動的な舌触りだ。
自家製ピザは生地を2日間以上発酵させて作る本格派。リピーターが多いお店のスペシャリテが「モルタデッラ、アジアゴチーズ、トリュフソースのピザ」1500円。ふわふわと柔らかいモルタデッラにトリュフが香り、後引くおいしさ。
「アペロ」を楽しむなら軽い食事が基本だが、お腹が空いてガマンできない時は「レモンとマスカルポーネチーズのタリオリーニ」1300円がおすすめ。ピンクペッパーが味のアクセントだ。