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腸内細菌が“モレ”る人が増加中!? がんや心筋梗塞、脳梗塞を引き起こすかも……【医師監修】

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疲労、倦怠感、皮膚炎……そんな体の不調に悩まされている方は、一見関係なさそうに思える「腸」が弱っているのかもしれません! 「腸は第二の脳」といわれるほど重要な器官。腸の健康状態は、ほかの内臓や筋肉、血液などに大きく影響しているのです。腸が弱ると一体私たちの体にどんなことが起こるのか、東京医科歯科大学名誉教授の藤田紘一郎先生に詳しく教えていただきました。

腸内細菌が“モレ”るとどうなるの?

「人の血液の中を生きた腸内細菌が巡っている」。2014年、こんな衝撃的な研究報告が順天堂大学とヤクルト中央研究所の研究グループから発表されました。腸に小さな穴があき、腸内細菌だけでなく、未消化の栄養成分、毒素、腐敗物、微生物、病原体などが、血液中にモレる人が増加しているというのです。 腸に穴があくと、本来処理されなけらばならない有害物質が血液で体中に運ばれ、たどり着いた先で炎症を起こすのです。体は気づかないうちにダメージを受け、疲労・倦怠感、皮膚炎、ついには心筋梗塞、脳梗塞、がんなどの発症につながることがわかってきました。モレは悪玉菌が増え、弱った腸から起こります。腸を丈夫で良好な状態に保ち、モレ予防をしましょう。

教えてくれたのは……

東京医科歯科大学名誉教授 藤田紘一郎(ふじた・こういちろう)先生 【Profile】 1939年、中国東北部(満州)に生まれる。東京医科歯科大学医学部卒業、東京大学大学院医学系研究科博士課程修了。医学博士。テキサス大学留学後、金沢医科大学教授、長崎大学医学部教授、東京医科歯科大学大学院教授などを経て、現在は東京医科歯科大学名誉教授。専門は寄生虫学、熱帯医学、感染免疫学。1983年に寄生虫体内のアレルゲン発見で小泉賞を受賞。2000年にヒトATLウイルス伝染経路などで日本文化振興会社会文化賞および国際文化栄誉賞を受賞。主な著書に『「腸にいいこと」だけをやりなさい!』(毎日新聞出版)、『アレルギーの9割は腸で治る!』(だいわ文庫)、『一生病気にならない「腸健康法」』『図解 体がよみがえる「長寿食」』(ともに三笠書房)など多数。

(抜粋) 書籍『自力で免疫力を上げる腸の強化書 決定版』 著者:藤田紘一郎 編集:伊藤千恵美(銀河企画)、石上ゆかり(オフィスケイズ) イラスト:須藤みどり、サキザキ ナリ ※画像・文章の無断転載はご遠慮ください WEB編集:FASHION BOX、株式会社エクスライト

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