ECサイト運用、最も課題に感じているのは「新規顧客獲得」【ネオマーケティング調査】
ネオマーケティングは、20歳~69歳の男女743人を対象に「EC運用の悩み」をテーマにしたインターネットリサーチを実施し、その結果を発表した。
最も課題に感じているのは「新規顧客獲得」
ECサイト運用へ感じている課題について聞いたところ、「新規顧客獲得」が最も多く、「運用リソース不足」「サイト集客」と続いた(次のグラフでは、上位7位までを表示)。
最も課題に感じていることについて、どのような課題か詳しく聞いたところ、「新規顧客獲得」に関してはサイトへの流入や、その後のサービス利用につなげることが困難という意見、「サイト集客」に関しては専門知識不足により思ったようなサイトが作れないという意見がみられた。
また、マーケティングの知識なくスタートしたは良いが新規顧客獲得・集客に関して課題を感じてきた、スキルや知識がないため「困ったときのサポート不足」が課題となった、という意見もあった。
運用に割いている時間・工数については「多い」と感じる傾向
自身がECサイト運用に割いている時間・工数についてどう思うかを聞いたところ、「多いと感じる」「やや多いと感じる」と回答した人は48.2%、一方で「やや少ないと感じる」「少ないと感じる」と回答した人は19.1%だった。
6割以上が立ち上げ・運用に外部パートナーを活用
ECサイトの立ち上げ・運用に関して、外部パートナーを活用したか聞いたところ、「活用した」と回答した人は6割近くいることがわかった。
また、ECサイトの立ち上げ・運用に関して、外部パートナーを活用した場合、外部パートナーに依頼した業務について聞いたところ、「サイト構築」と回答した人が6割以上となった。次に「WEBマーケティング」「市場調査」「システム開発」が続いている。
前問で回答された外部パートナーについて、不満があるか聞いたところ、「費用が高い」「コストに見合った対応ではない」といった費用や費用対効果に関する不満が最も多く、次いで「提案力がない」や「サポート体制が弱い」という回答が続いた。
半数以上が自社でCRM施策に取り組む
担当するECサイトにおいて、CRM施策に取り組んでいるか聞いたところ、「外部パートナーに依頼して取り組んでいる」と回答した人は約3割、一方「自社で取り組んでいる」と回答した人は半数を超え最も多い結果となった。