三重県伊賀市の養豚場で家畜伝染病「CSF（豚熱）」に感染しているブタが見つかった問題で、県は3日、この養豚場のすべてのブタを殺処分したと発表しました。 　先月29日、伊賀市の養豚場で飼育しているブタ10頭がCSFに感染し、県などが殺処分を進めていました。 　県によりますと、すべてのブタ約7000頭の殺処分が完了したということです。 　今後は、ブタを土の中に埋める作業を進め、9日までにすべての防疫措置を終わらせる予定です。 　また、国が派遣した疫学調査チームによる感染経路などの調査が行われ、今後、調査結果が発表される見通しです。