トランプ支持者殺到のParlerもネットから消される。Dliveの投げ銭も凍結に
残っているのはmixiぐらい…。 「米国会議事堂占拠でSNSが暴力やデマの拡散に使われた」と非難され、トランプ大統領のTwitterアカウント(フォロワー数8900万人)が5万7000本の全ツイートごと削除されるなどアカウント凍結の動きが広まっています。
Parlerも消滅
TwitterやFacebook、Instagramを追われたトランプ支持者でにぎわうParlerは、暴動の翌日、iOSとAndroidの両方でトップチャートに一瞬輝きましたが、違法コンテンツのモデレーションが不十分なことを理由に、Apple(アップル)とGoogle(グーグル)。に続々と削除されました。 すると反省するどころか、保守系評論家のDan Bongino氏が「AppleとGoogleめ、これで終わりと思うなよ」と書いて、読者からAWSデータセンター爆破を促す不穏なコメントが湧いたりと、危険な投稿が逆に増加。とうとう大元のAmazon Web ServiceからParler社にサービス停止警告がなされます。 Amazonが与えた猶予はわずか30時間。違法コンテンツの削除が間に合うはずもなく、Parlerは日曜深夜をもってネットから消滅となったのでした。ホスティング停止期限は無期限です。個々のアカウントが消えるとかじゃなく、Parlerがまるまる消える異例の事態であり、AWSがここまでやるのは過去数例しかありません。
「ペンス絞首刑」の大合唱
ドイツのメルケル首相は「やり過ぎ。警告表示で充分」と言っていますが、削除の対象になっているのはたとえばこんな発言です。 「裏切り者のペンス副大統領をひっ捕らえてキャピトルヒルの木に吊るせ」 「バイデン支持の議員を殺せ」 「ペロシ上院議長を殺せ」 当日こう叫んで突入する支持者も目撃されています。 「『吊るし上げろ』なんてよくある言い回しではないか…」と思われるかもしれませんが、議事堂前には絞首台まで用意されていたので、ちょっと冗談では済まなくなってしまったんですね…。曲がりなりにも国家のNo.2(副大統領)とNo.3(議長)がターゲットにされた非常事態という認識です。