【がんばっていきまっしょい】江口拓也登壇のスペシャル上映会をレポート!
自身の学生時代について
また、自身の学生時代や青春時代に対して、櫻木は「青春らしい青春はしていないかもしれない」と話し、江口は「青春とは心の動きが活発であることだと思います。大人になっても心が動けばそれは青春。マイナスに動いていても、それは自分を見つめる指標になるものなので」と自身の考えを語り、作中で心が浮き沈みする主人公の悦子を軸に描かれる物語はまさに青春だと表現し、「転生したら悦ネエになりたい! あそこに青春が詰まっている!」と、作品の世界に想いを馳せた。 息の合ったトークで盛り上がる中、最後に会場に詰め掛けたファンと、映画の公開を楽しみにしている人々に向けて、江口は「映画ってやっぱりどこを切り取るかで、その人が得られるものは観れば見るほど変わってくると思います。僕が大好きなシーンは悦ネエが観覧車に乗るシーンなんですけど、悦ネエの上がったり下がったりする繊細な心情を上がって下がる観覧車に例えられているようで印象的でした。」、櫻木は「この作品は自分にとっても特別な作品になると思っていて、自分の前作から5年、自分ができることは全て詰め込んでいます。劇場で一度観るだけでなく何度も何度も楽しんでいただきたいです」と自身も勝負をかけた作品と位置付ける本作が多くの人々に届いていくことを願って締めくくった。 大盛況となったトークを終え、この日は、客席を背景に詰めかけたファンと共に写真撮影を行った江口と櫻木。最後には、本作のタイトルでもあり、主人公たちが通う三津東高校お馴染みの「がんばっていきまーっしょい!」という江口の掛け声に対して会場も「しょい!」と声を揃え、声優、監督、ファンが一体となり盛り上がったイベントは幕を閉じた。
アニメージュプラス 編集部