投稿が一瞬で「6万いいね」超え! 頻繁にバズる富士ホーロー“中の人”が SNS運用で大切にしていること
X運用はかなり自由にやらせてもらってます
――では、基本的に2代目さんの裁量で、Xを運営なさってるんですね。投稿に際し、心がけていることや、注意していることはありますか? はい、かなり自由にやらせてもらってます。一度バズったおかげで注目度も上がったのか、その後も何度かバズり、オンラインショップの売り上げがとんでもなく伸びたりもして、バズるという現象のすごさを実感しています。 Xについての勉強も特にはしていなくて、1日に何回ポストする、などは決めていません。やれる時にやる、でも投稿し過ぎないようにする、がモットーです。 ただ、ポストをしなくても、頻繁に見るようにはしています。問い合わせするほどでもないけれど聞きたいことがある、というような方が、リプライで送ってくださることがあるので、それは放置せず、わからないことは上に聞くなどして、できるだけ早く返信するように心がけています。すべてに返信しきれないのが申し訳ないのですが……。 また、思い浮かんだことでも、「コレはどうだろう、微妙かな……」と1ミリでも不安に思った投稿はしないようにしています。まずは自分が見て「楽しい」と思える内容を投稿するようにしています。 ――PR活動として、SNSをとても上手く利用できている一例だと思いますが、実感されているメリット、デメリットなどは? メリットはやはり、お客様の声を直接聞けることだと思います! 例えば色ひとつ取っても、社内だけで考えていると、過去のデータを参考にすることが多いので「この色はどうかなあ」と外しそうになりますが、Xでアンケートを取ると意外に人気があったりして、色選びのヒントになります。 廃番予定だったシリーズをXで紹介し、説明もつけたら、多くの人が反応してくださり、限定的に復刻できたりもしました。なので、私はXやレビューの意見をかなり参考にしています。 デメリットは特に思い浮かびませんね。社内会議に出すときも、「SNSでは人気でした」と言うと納得してもらえることも増えたので(笑)。 また最近では、他社のXの公式さんと気軽につながったり、「コラボしたかったんです」と伝えていただいたりなど、他の企業の方ともやり取りできることもあり、面白いです。 ドラマやバラエティー番組などで我が社の製品が使われていると、フォロワーさんがXを通じて教えてくださったりもして、本当にありがたいですね。