立憲代表選4候補が討論会ー神奈川(全文2)国民年金に上乗せする新年金が必要ではないか
世帯数がものすごく増えている
なんでそんなこと言うのというふうにずいぶん言われたんですが、やはり、いわゆる性によって自然と世の中で決められてしまっているような差というか、役割、分業、こういうものをやっぱり変えていかなきゃいけない、政治の側が機会を捉まえてメッセージを出していかなければいけない、そう思いましたんで、そういう言葉を発せさせていただきましたし、自分自身も可能な限りなんでもやると。家の中のことでも、もちろん外のことでもなんでもやるということで取り組んできたと。子育ても当然、自分自身もできる限り取り組んできたということであります。 そういう中で、もう世帯の考え方っていうのは本当にもう多様になっているわけですよね。最近特に思うのが、この世帯数がものすごく増えていると。これが何を指すのかっていうことですよね。もう4人家族なんていうところじゃなくて、高齢者の2人暮らし、あるいは1人暮らし、当然若者も1人暮らし、2人暮らしっていうのが非常に増えている。 そういう中で、いわゆるホテルコストといわれる食費ですとか家賃ですとか、負担をしているわけですよね。ですから、1人1人のお給料からこの最低限の生活に掛かるお金っていうのはずいぶん出ていってしまっている。そうすると、やはり先ほどお話をしてた貯蓄に至らないという状況があるわけです。 ですから、やはり結婚しやすい世の中をつくっていくとか、出産しやすい世の中をつくっていくということは、政治として支援をしながら、やはり孤立対策、孤独対策というのは、いわゆるこの心理的な負担を取り除くということだけではなくて、やはりその人が、例えば雇用と雇用の谷間に落ちたときにしっかりとセーフティーネットがある、こういう状態をつくっていかなければいけないのじゃないかというふうに思います。
世帯主義ではなく個人主義
世帯が相当ばらばらになっているということは、どこをモデルに制度設計をするということではなく、これからの時代は1人1人に向かうと。われわれは世帯主義ではなく個人主義っていうことも言ってまいりました。個人主義っていうのは特に違う使われ方をする、自分勝手でそれぞれという使い方ありますけれども、そうではなくて、1人1人に着目をしていくということがこれからの時代、政府としての考え方として重要で、その1人1人に対して公助、共助、支え合いの仕組みをつくっていくということが大事であるというふうに思っております。 司会:ありがとうございます。今、直面している課題、また中長期的な視野から深いご議論をいただいたと思います。ありがとうございました。また拍手もよろしくお願いします。ありがとうございます。 それでは、いよいよここからは会場の皆さまからご質問をお受けしたいと存じます。質問内容は自由でございます。先ほども申し上げましたが、できる限り多くの方から質問をお受けしたいと思いますので、お1人の質問項目数は原則1問とさせていただきたいと思います。 また、4人の候補者の発言の機会が公平となりますようにご配慮をお願い申し上げます。調整を行う場合もありますので、ご承知おきをお願い申し上げます。また、質問に対しますそれぞれの候補者の答弁時間は2分間ということでお願いしたいと思います。先ほどの政権表明時と同様に、残り時間をお示ししますので、時間厳守でお願いしたいと存じます。 それでは質問のある方、挙手をお願いしたいと思いますが、司会者が指名をいたしますので、指名された方はマイクを使っていただいて、発言の冒頭にはお名前をおっしゃっていただきたいと思います。それでは質問のある方、挙手をお願いしたいと思います。 司会:指名はこちらでいいですかね。じゃあ、まず目の前の方からよろしくお願いします。 逢坂:ジェンダーバランスも。 司会:あ、そうですね。じゃあ、すいません。 逢坂:ジェネレーションバランス。 【書き起こし】立憲代表選4候補が討論会ー神奈川 全文3に続く