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旅行会社WBFが民事再生 琉球温泉瀬長島ホテルなど沖縄県内施設は営業継続

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琉球新報

 旅行会社のホワイト・ベアーファミリー(大阪市)と親会社WBFホールディングス(同)は30日、大阪地裁に民事再生法の適用を申請し、監督命令を受けた。新型コロナウイルスの流行で経営不振に陥った。2社合計の負債額は約351億円で、東京商工リサーチによると旅行業としては平成以降で最大。ビジネスホテルを展開する関連会社WBFホテル&リゾーツ(同)も4月、民事再生法の適用を申請していた。3社とも事業は継続する。  星野リゾート(長野県軽井沢町)は30日、スポンサーの就任に向けて3社と基本合意したと発表した。星野リゾートは国内外で高級旅館のほか、都市観光に特化したホテルを運営しており、拠点を増やしたい考えだ。  県内にはグループ企業のWBFリゾート沖縄(豊見城市)があり、沖縄本島と石垣島、福岡県で計10ホテルを運営している。同社は琉球新報の取材に「担当者が不在で回答できない」としたが、7月以降も営業を継続していくという。  東京商工リサーチと帝国データバンクによると、ホワイト・ベアーファミリーは1981年に設立。「しろくまツアー」や「ハッピーホリデー」など安さを売りにした国内外のツアーの企画や販売を手掛け、国内では特に北海道や沖縄県などのリゾート旅行を得意としていた。ホテル事業にも参入した。  売上高は2019年3月期に約207億円を計上したが、新型コロナの感染拡大でツアーや卒業旅行のキャンセルが相次ぎ、業績が急激に悪化した。ビジネスホテルを展開するWBFホテル&リゾーツが4月に民事再生法の適用を申請し、経営の立て直しのためにスポンサーを探していた。  新たに民事再生法の適用を申請したWBFホールディングスは19年6月時点で、WBFリゾート沖縄の議決権株式の99・75%を所有している。  WBFリゾート沖縄は豊見城市の琉球温泉瀬長島ホテルやウミカジテラス、那覇市前島のホテルアクアチッタナハbyWBFなどを運営している。新型コロナの影響で6月30日まで5ホテルが休業しているが、1日から全施設で営業が再開する。

琉球新報社

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