T・ヘルナンデスとドジャースの再契約難航の理由は“後払い&年数”の問題と専門メディア。古巣トロント入りの可能性も示唆
MLBロサンゼルス・ドジャースから今オフFAとなっているテオスカー・ヘルナンデスとドジャースとの再契約が依然まとまらない状況について、ド軍専門メディア『Dodgers Nation』がその理由を説明した。 【画像】大谷翔平&真美子夫妻の“仲睦まじいツーショット”写真を厳選してお届け! 関係者が同メディアのダグ・マッケイン記者に語ったところによると、球団とT・ヘルナンデスとの間で平均年俸と契約金の交渉が難航。さらに球団は今季、T・ヘルナンデスと1年2300万ドル(約35億円)の契約を結び、そのうち850万ドル(約13億円)を後払いにする契約を結んだが、今回T・ヘルナンデスはそのような後払い契約を望んでいないという。 また同メディアのノア・カムラス記者は、ドジャースが現在32歳のT・ヘルナンデスと長期契約を結ぶことはリスクが大きいとする一方で、米紙『USA TODAY』のボブ・ナイチンゲール記者が「テオスカー・ヘルナンデスの契約は、3年6500万ドル、7000万ドルほどではなく、4年8000万ドル(約122億円)以上になるだろう」と予想していることを紹介。現在獲得競争でドジャースに次ぐ2番手につけている古巣トロント・ブルージェイズが4年間のオファーを提示した場合、それに応じる可能性があるとした。 フアン・ソトの獲得に失敗したボストン・レッドソックスやニューヨーク・ヤンキースなどを筆頭にフィラデルフィア・フィリーズ、シンシナティ・レッズなどからも関心を寄せられているT・ヘルナンデス。本人の希望通り、来季もドジャーブルーのユニホームに袖を通すことができるだろうか。 構成●THE DIGEST編集部
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