維新・馬場代表、ラスト会見で涙「後悔ない9年」 「議員辞めるわけでは…」と照れ笑いも
退任が決まっている日本維新の会の馬場伸幸代表が29日、最後の記者会見で感極まって涙ぐむ場面があった。記者団から実績と反省点を問われ、平成27年に「おおさか維新の会」幹事長に就任して以来の9年間を回顧。「後悔のない9年間だった」と語り、ハンカチで目元をぬぐった。 維新は先の衆院選で議席を減らしたが、馬場氏は「全国に基盤ができつつあり、リスタートしていける。新代表もこの路線を継承し、いち地域政党で終わるような政党にはなってほしくない」と述べた。 涙の意味を問われて「しんどいこともあったが、楽しいことも多かった。9年間のことが走馬灯のように頭を今、回っている状態ですね」と説明。「議員を辞めるわけじゃないんで」と照れ笑いも浮かべた。