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4連休、活況への船出 懸念や戸惑いも・一関地方観光地

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岩手日日新聞社

 4連休の初日となった23日、一関地方の観光地は各地からの行楽客でにぎわった。政府の観光需要喚起策「Go To トラベル」キャンペーンが始まってから初めての休日ともなり、新型コロナウイルスの影響で伸び悩んできた客足を取り戻そうと、おもてなしに励む業者の姿が見られた。一方で、往来の活発化で新型コロナの感染拡大を懸念する声や、キャンペーンへの戸惑いの声も聞かれた。  平泉町内は、世界遺産に登録された中尊寺や毛越寺を中心に朝から多くの観光客が訪れた。町営中尊寺第1駐車場(平泉字衣関)は東北各県をはじめ首都圏や中京圏ナンバーの車両で午前中には満車となり、同寺境内は久しぶりに多くの家族連れなどが行き交った。  横浜市から家族3人で訪れた男性(67)は「Go Toキャンペーンも始まったので、連休中に岩手の名所を回りたい」と語った。  一関市東山町の名勝・猊鼻渓(げいびけい)では、マスクの着用を呼び掛けるなど新型コロナ対策を講じながら、舟下りを運航。夏休みとみられる家族連れを中心に外国人の姿も目立ち、午後3時の運航終了までに700人ほどが乗船した。市観光協会東山が県内在住者を対象に町内の観光施設の利用料を割り引く「近場の観光キャンペーン」を早速利用した人もいた。  今年は書き入れ時のゴールデンウイークに新型コロナの影響で休業を余儀なくされたほか、土日の客入りも平年比の20~30%にとどまるなど厳しい状況が続いている。船頭の菅野裕二運航課長は「マスクを着けて消毒液を備え、船の座布団も使ったらすぐ拭いている」と感染防止に万全を期して接客に当たっている。

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