大分放送

大分市で今年3月、交際相手の2歳の娘に暴行を加え死亡させた罪に問われている男の裁判員裁判で大分地裁は、求刑通り、懲役7年の実刑判決を言い渡しました。 【写真を見る】交際相手の2歳の娘を暴行死させた男　懲役7年の実刑判決　「暴行態様は非常に危険で執拗」　大分地裁 傷害致死の罪に問われているのは宇佐市副の無職、井口翔太被告（25）です。 判決などによりますと、井口被告は今年3月、大分市内のアパートで同居していた交際相手の2歳の娘を腕に押し付け、顔面を圧迫する暴行を加え窒息死させた罪に問われています。 13日、大分地裁で開かれた裁判員裁判の判決公判で、辛島靖崇裁判長は「被害者が暴れなくなってからも圧迫する体勢を継続して窒息死させた暴行態様は非常に危険で執拗。同居開始からまもなく被害者の反抗的な態度にいら立って平手打ちする暴力を振うなど犯意が偶発的・一時的とは言えない」などとして、井口被告に求刑通り懲役7年の実刑判決を言い渡しました。 弁護側は控訴について井口被告と相談して決めたいとしています。