ビルボードジャパン年間チャート発表 YOASOBI「HOT100」1位
「ビルボードジャパン 2020年イヤーエンド・チャート」が3日、発表され、総合ソング・チャート「HOT100」で男女2人組音楽ユニット・YOASOBIの「夜に駆ける」が1位に輝いた。CD売上枚数、ダウンロード数、ストリーミング数、動画再生数など8指標の集計。シングルCDのリリースがない楽曲での首位獲得は、史上初の快挙だ。 【写真】攻めてる!「YOASOBI」のキービジュアル 同曲は、小説を元にして楽曲作りに取り組むYOASOBIが昨年12月に配信リリースしたデビュー曲。TikTokで人気に火が着き、3月頃からストリーミング数と動画再生数が爆上がりした。ストリーミングでは2・7億回再生という驚異的な数字をたたき出している。 コンポーザーのAyase(26)は「自分の予想をはるかに超えてくれました」と万感。ボーカルのikura(20)も「上位に入った最初の頃は正直、一時的な盛り上がりかもなとも思っていたので、ずっとチャートインし続けてくれて驚きました」と、ロングヒットを喜んだ。 アルバム関連チャートではシンガー・ソングライター、米津玄師(29)の「STRAY SHEEP」が「総合」、「セールス」、「ダウンロード」部門を制して初の3冠を達成。「トップアーティスト・チャート」はロックバンド、Official髭男dismが1位。「総合アニメソング・チャート」は歌手LiSA(33)の「紅蓮花」が1位、「炎」が2位となり、「鬼滅の刃」主題歌でトップ2を独占した。