米大統領就任式で国歌斉唱をするレディー・ガガ、分断したアメリカに愛を呼びかける
ジョー・バイデン次期大統領とカマラ・ハリス次期副大統領の就任式で国歌を斉唱することが先週発表されたレディー・ガガ。就任式前日にアメリカ国民に対してメッセージを発信した。
今月初めにドナルド・トランプ大統領の支持者による連邦議会議事堂襲撃事件が起きた。再び事件が発生するのを警戒し、式は厳戒体制の中で行われる。また暴力行為に及ばないまでも今も大統領選挙で不正が行われたと主張する人もいる。国の中で分断が広まる中、ガガは「明日がすべてのアメリカ人にとって平和な1日であることを祈ります。憎しみではなく愛の日になりますように。恐怖ではなく受容の日でありますように」と綴っている。
「私たちの国の未来の喜びを夢見る日になりますように。非暴力という夢、私たちの魂に安全をもたらしてくれる夢。議事堂から愛を」。連邦議会議事堂の広間で撮影した写真を添えている。
昨年の選挙ではジョー・バイデン次期大統領を熱く応援していたガガ。選挙直前に開催された選挙集会にも出演、スピーチと歌を披露していた。またバイデン次期大統領がオバマ政権で副大統領を務めていた時期には、次期大統領が展開していた大学のキャンパスにおける性暴力の撲滅キャンペーンに協力している。
ガガは2016年に行われたスーパーボウルでも国歌を斉唱、圧倒的なパフォーマンスで観客を圧倒した。赤とブルーの星条旗カラーを使ったファッションとメイクでも注目を集めた。就任式ではどんなステージを見せてくれるのか楽しみにしたい。