あれから25年、NHK「はに丸王子」が復活する理由とは?
どんな番組になるのか?
あれから25年。今は大人になった、はに丸のお友だちの多くが分からないことだらけに巻き込まれ、理不尽な現代社会を生きている……。 想定している視聴者層は、かつて、はに丸のお友だちだった大人だ。35歳プラスマイナス5歳。「親世代に認知度を持ったキャラクターで、親と子どもが一緒に楽しめるジブリ作品のような楽しみ方をしてもらいたい」と河瀬プロデューサー。 はに丸は、時事問題にどう切り込んでいくのだろうか? 世間の関心を集める時事問題の現場を訪れレポートする「はにスクープ」、時の人にインタビューをする「はにトーク」などが企画されている。大人が得意な表面的な答えには「はにゃ?」と受け流しながら、そもそもの質問を子ども目線でぶつけていく。 収録はこれからで、河瀬プロデューサーは「25年ぶりにニッポンに降り立ってみたら、奇妙な国になっていたというような設定にしたい」と意気込む。番組自体はパイロット版の位置づけで、反響が大きければレギュラー化の可能性もある。 はに丸は、具体的にどんな時事問題に切り込み、誰にインタビューをしようとしているのか? 軽くたずねてみると、「『ふにゃ』っと決まっています」とひんべえのような答えが返ってきた。