Yahoo!ニュース

IDでもっと便利に新規取得

ログイン

REIT(リート・不動産投資信託)はミドルリスクではない?

配信

  • この記事についてツイート
  • この記事についてシェア
ファイナンシャルフィールド

2020年2月後半から株式相場は大きく下落しましたが、それ以上に下がったのがREITです。その後の回復も鈍く、持ち続けて良いのか迷うところです。 分配金が魅力でも、これほどまでに下落するとは、想定外だという人も少なくありません。実際のところはどうなのか、過去の動きを株式と比較して検証してみましょう。

株式よりも大幅に下落したREIT

新型コロナウイルスの感染が広がり、世界各国で株式相場は大幅下落となりました。日本も例外ではなく、東証株価指数(TOPIX)は2月中旬から3月中旬にかけての1ヶ月間で約3割もの大幅な下落となりました。3月後半からは戻してきていますが、まだまだ予断を許さない状況です。 1ヶ月で3割の下落も大きいものですが、それ以上に大きく下落したのが、REITです。東京証券取引所に上場しているREITの動きを表す東証REIT指数を見ると、1ヶ月間でおよそ5割も下落しています。 銘柄によって違いはありますが、平均で資産価値が半分になっているわけで、下落のスピードに驚いた人は多いのではないでしょうか。日本ビルファンド(8951)やジャパンリアルエステイト(8952)など、大型のREITも4割近く下落しましたので、一部の銘柄だけがひどかったわけではありません。

REITはミドルリスク・ミドルリターンではない

REITは、複数の不動産の持ち分を小口に分けた運用商品で、1口数十万円程度で売買されています。不動産の収益が分配金として受け取れ、比較的高い利回りになっているのが魅力です。 それだけに値上がり益よりも分配金による収入を目的に購入する人が多く、しばしば「ミドルリスク・ミドルリターン」の投資商品と言われることがあります。 しかし、実際は値動きが小さくはなく、株式並みのリスクがあります。試しに、1年間の値上がり率を過去10年間にわたって調べてみました。全体的な傾向を見るために、株式については東証株価指数(TOPIX)、REITについては東証REIT指数の動きを分析しています。

【関連記事】