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卵かけご飯なぜおいしい?日本人ならではの理由

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 卵かけご飯はなぜおいしい?――。素朴な疑問だが、味香り戦略研究所の主席研究員で『「うまい!」の科学 データでわかるおいしさの真実』を上梓した高橋貴洋さんによれば、実は日本人ならではの嗅覚のセンスが関係しているという。一体どういうことなのか。10万点以上にわたる食品の味分析を行い味のデータベース構築を手がける専門家に、卵かけご飯の秘密をひもといてもらった。  *  *  *  *  *  なぜ卵かけご飯は我々を魅了するのでしょう。まず鶏卵は今やコンビニでも手軽に購入できるほど身近で、安価で手に入り、調理が簡単であること。そして誰もが作れて、好みのアレンジができる自由度の高さが重要で、その味の共有もしやすいからでしょう。戦後の安定した鶏卵供給と卵の高い栄養価なども忘れてはいけません。  そんな日本のセルフ・ファーストフードとも言える卵かけご飯のおいしさについていろんな角度から考えて、あなたの琴線に触れる「卵かけご飯」のおいしさの秘密を、順を追って解き明かしてみましょう。

①さあ卵を買いましょう!「情報を食べる」  「食べる」ことは、その卵を買うところから始まっています。何気なしに一番安い卵を購入するか、いつも高い卵がセールでたまたま安く手に入ったということもあるでしょう。特別な卵ではアニマルウェルフェア(動物福祉)を考慮した卵であったり、卵拾い牧場で自分で採取したものだったりとさまざまな背景があります。そんなことでも「おいしさ」というのは左右されます。  例えば同じお肉を「こちらは100グラム100円のお肉ですよ。」「そっちは100グラム500円のお肉ですよ」というように価格の異なった情報を与えて食べさせる評価では、後者のほうがおいしいという場合が多いのです。つまりは価格をはじめ、生産者の情報や店主のこだわりをうまく伝えるだけでも食べ物をおいしくできるのです。  逆に言えば「あそこのケーキ屋さんがおいしい」「これを食べると痩せる」…などという情報は正しく取り入れ、自分できちんと判断した上でおいしく食べたいものです。

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