「お隣は若いママさんでいいわねぇ」43歳「初産嫁」を年齢でイビる姑に「夫」が放ったヤバすぎる一言
昨今、何かと指摘されることが増えている、高齢出産。 厚生労働省によると、2022年に出産した女性の平均年齢は第1子が30.9歳、第2子が32.9歳、第3子が34.1歳だったという。 この記事の他の画像を見る 一見すると高齢化をさほど感じないデータだが、1980年代には平均的な第1子の出産年齢が25歳前後だったというのだから、高齢化が進んでいることは確かであることがわかる。 危機管理コンサルタントの平塚俊樹氏は、出産の高齢化についてこう話す。 「現代の女性は大変です。仕事を頑張る女性が子供を産みたいと思えば、キャリアの中断、そして両立という重いテーマが付いてまわります。 ようやく産めるタイミングが来ても、なかなか子どもを授れない人、出産後に追い立てられるように職場復帰し、息つく間もなく育児と仕事の両立に忙殺され疲弊する人など、常に心身に負担がかかっている人がとても多い印象です」 今回は、念願の第1子を授かったが、幸福の絶頂から一転、「孤独な気持ち」に苛まれ鬱々としているという40代の女性に、出産後のお悩みについて話を聞いた。 「夫とは職場結婚です。2人ともキャリア(経験者)採用組で、私は33歳で前の会社を辞め今の職場に転職。夫はその2年前に入社していました。彼は1歳下ですが、配属された部署の先輩です」 こう話すのは、現在育休中の女性、矢尾板香菜さん(仮名/44歳)。 「夫婦ともにエンジニアで即戦力として採用されていて、私の入社後、わりと早い段階で付き合い始めたのですが、すぐに『結婚します』『子供欲しいです、できました』とは言えないな」という思いを強く感じていました」 夫には離婚歴がある。大学時代の同級生と23歳の若さでデキ婚したが、相手の女性が流産した結果、お互いに気持ちが冷めてスピード離婚したのだそうだ。 「子供ができたという責任感は確実にあったものの、相手が流産したら『この人と一生を添い遂げられるだろうか?』と疑問をもち、そこで愛情の薄さに気がついたと。若気の至りだそうです」 そんな夫と転職3年後に結婚した香菜さん。