ルードが現役最後のシングルスとなったツォンガを下して2回戦へ [フレンチ・オープン/テニス]
ルードが現役最後のシングルスとなったツォンガを下して2回戦へ [フレンチ・オープン/テニス]
今年2つ目のグランドスラム大会「フレンチ・オープン」(フランス・パリ/本戦5月22日~6月5日/クレーコート)の男子シングルス1回戦で、第8シードのキャスパー・ルード(ノルウェー)がワイルドカード(主催者推薦枠)で出場したジョーウィルフリード・ツォンガ(フランス)を6-7(6) 7-6(4) 6-2 7-6(0)で倒して大会をスタートした。試合時間は3時間47分。 ~今年2つ目のグランドスラム大会の栄冠は誰の手に!?~フレンチ・オープン2022|トーナメント表 37歳のツォンガは今大会を最後に引退することを表明しており、現役最後のシングルスを終えたセンターコートではセレモニーが行われた。 ロラン・ギャロスに5年連続出場となる23歳のルードは、3度(2019~21年)の3回戦進出がこれまでの最高成績。第15シードとして臨んだ昨年は、3回戦でアレハンドロ・ダビドビッチ フォキナ(スペイン)に6-7(3) 6-2 6-7(6) 6-0 5-7で敗れていた。 クレーコートでの7勝を含め8度のツアー優勝を誇り、昨年はATPファイナルズ(イタリア・トリノ/室内ハードコート)に初出場して4強入りしたルードだが、グランドスラム大会では1月のオーストラリアン・オープン(オーストラリア・メルボルン/ハードコート)でのベスト16が自己ベストとなっている。 ルードは次のラウンドで、ユーゴ・アンベール(フランス)を6-2 2-6 6-7(4) 6-4 6-2で破って勝ち上がったエミール・ラウスビュオーリ(フィンランド)と対戦する。 そのほかの試合では第7シードのアンドレイ・ルブレフ(ロシア)、第24シードのフランシス・ティアフォー(アメリカ)、第32シードのロレンツォ・ソネゴ(イタリア)、クリスチャン・ガリン(チリ)、アレックス・モルチャン(スロバキア)、ダビド・ゴファン(ベルギー)、イリヤ・イバシカ(ベラルーシ)、フェデリコ・デルボニス(アルゼンチン)が2回戦に駒を進めた。 第30シードのトミー・ポール(アメリカ)はガリンに7-5 1-6 2-6 3-6で敗れ、初戦でシードダウンを喫した。 ※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位、WCはワイルドカード(主催者推薦枠) ■男子シングルス1回戦|主な試合結果 ○3アレックス・モルチャン(スロバキア)6-3 6-4 3-6 6-3 ●4フェデリコ・コリア(アルゼンチン) ○65キャスパー・ルード(ノルウェー)[8] 6-7(6) 7-6(4) 6-2 7-6(0) ●66ジョーウィルフリード・ツォンガ(フランス)[WC] ○72ロレンツォ・ソネゴ(イタリア)[32] 6-2 6-2 6-1 ●71ペーター・ゴヨブチック(ドイツ) ----- ○73フランシス・ティアフォー(アメリカ)[24] 7-5 7-5 7-6(5) ●74バンジャマン・ボンジ(フランス) ○76ダビド・ゴファン(ベルギー)6-4 4-6 6-4 6-4 ●75イリ・レヘカ(チェコ) ○97アンドレイ・ルブレフ(ロシア)[7] 6-7(5) 6-3 6-2 6-4 ●98クォン・スンウ(韓国) ----- ○100フェデリコ・デルボニス(アルゼンチン)6-1 7-6(1) 6-2 ●99アドリアン・マナリノ(フランス) ○102イリヤ・イバシカ(ベラルーシ)6-3 7-5 1-6 7-5 ●101ブノワ・ペール(フランス) ○103クリスチャン・ガリン(チリ)5-7 6-1 6-2 6-3 ●104トミー・ポール(アメリカ)[30]
テニスマガジン編集部