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人種差別への抗議を示すため、F1ドライバー全員が開幕戦オーストリアのグリッドで片膝をつくことを検討

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motorsport.com 日本版

 現在世界中で人種差別に対する抗議活動が起こっている中、2020年シーズン開幕を目前に控えたF1も『We Race as One』と名付けられたキャンペーンを立ち上げ、多様性の向上を目標に掲げている。またメルセデスは、今季のマシンカラーリングを銀から黒に変更し、人種差別と戦う意志を示した。 【画像】人種差別と戦う”ブラックアロー”。メルセデスF1、新たなマシンカラーリングを発表  マクラーレンのランド・ノリスによると、F1ドライバーたちは反人種差別運動に関して団結する意志を見せるために、開幕戦オーストリアGPのグリッドで片膝をつくことについて議論しているようだ。  現在、片膝をつく行為は人種差別に対する抗議の象徴となっており、先日再開した英サッカーのプレミアリーグでは、試合前に選手たちが同様の行為をとっていた。 「何人かのドライバーと既に、そのことについて話し合っている」とノリスは言う。 「それをするならば、グリッド上で全員でするべきだ。金曜に行なわれるGPDA(グランプリ・ドライバーズ・アソシエーション)のミーティングで議論されると思う」 「僕たち全員がこの問題に関心を持っているということを示すために、できる限りのことをする。その時が来たら、適切な行動をとろうと思う」  マクラーレンのマネージングディレクターであるアンドレアス・ザイドルもこの動きに賛同しており、ドライバーたちが片膝をつくことを希望すればそれを支持すると語った。 「我々は現在話し合われている取り組みについて全面的に支持する」 「我々はF1と非常に密接な関係にある。現時点で議論されている取り組みにどう対処しなければいけないかの判断は、ドライバーたちに委ねられている」  先日カラーリングを黒に変更することを発表したメルセデスはそれに留まらず、チーム内での多様性を向上させるための新たな取り組みを計画しており、同時にチーム内で少数民族に属する人間が全体のわずか3%しかいないことを明らかにした。  ザイドル曰く、マクラーレンも従業員の多様性向上のために積極的に取り組んでいるという。 「人種差別などあらゆる差別は、マクラーレンでは許されない」とザイドルは語った。 「従業員ひとりひとりの貢献を大切にし、従業員ひとりひとりに平等な機会を提供したいというのが我々チームの文化だ」 「我々はマイノリティのグループや、組織内で十分に活躍できていない人たちを支援し、彼らがより良い機会を得てチームに参画できるように、様々な取り組みを行なっている」 「また、雇用方法や組織内の昇進方法についても調査している。宗教や肌の色、ライフスタイル、ジェンダーなどはそれに関係あってはいけないのだ」 「我々は現在F1が行なっている全ての取り組みを強く支持している」

Luke Smith

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