河村勇輝も頭を抱え呆然 誤審から味方エースが退場、米記者「史上最悪のコールの一つだ」憤慨
キングス戦で誤審
米プロバスケットボール(NBA)のグリズリーズと2ウェイ契約を結ぶ河村勇輝は5日(日本時間6日)、本拠地キングス戦にベンチ入りしたが出場機会はなかった。この試合でエースのジャ・モラントが退場処分に。河村も思わず頭を抱えていたが、試合後にレフェリーがファウル判定の誤審を認めている。 【動画】河村勇輝が頭を抱えたエース退場のシーン 第4クォーター(Q)、98-98の同点で迎えた場面だった。キングスのデローザンに密着してディフェンスを試み、ファウル判定を受けたモラントは不服な様子。異議を唱えると2度目のテクニカルファウルが宣告され、退場となってしまった。ベンチで戦況を見つめていた河村も呆然。頭を抱えていたが、仲の良いモラントを労うようにボディタッチする姿も見られた。 グリズリーズの公式メディア「グラインド・シティ・メディア」のデジタルコンテンツ担当、デヴィン・ウォーカー氏はXで「ファウルコール史上、最悪のファウルコールの一つだ」と憤慨するなど、モラントへのファウル判定は物議を呼んだ。その後、NBA広報の公式Xは「今夜のサクラメント対メンフィス戦の第4Qで、モラントに宣告されたテクニカルファウルとファウルに関するプールレポート」を公開した。 この試合で主審を務めたパット・フラーハー氏が質問に答えており、モラントの相手選手に対するファウル判定には「ライブのプレーでは、審判はモラントがデローザンのシュートの際に接触したと思った。しかし、試合後のレビューではモラントは正当なガーディングポジションにおり、ファウルを宣告されるべきではなかった」と誤審を認めている。 2つ目のテクニカルファウルについてフラーハー氏は「モラントがベンチに向かって歩いている際に、審判に対して指さしし、不適切な言葉を使った」と説明している。
THE ANSWER編集部