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維新・森夏枝議員の事務所側、99人分の党費肩代わり

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朝日新聞デジタル

 日本維新の会の森夏枝・衆院議員(比例近畿)の事務所関係者が2018、19年度に地元党員延べ99人分の党費計19万8千円を肩代わりして党本部に支払っていたことがわかった。森氏が取材に書面で回答した。  公職選挙法に詳しい日本大の岩井奉信教授(政治学)は、党員が払うべき党費を事務所側が肩代わりしたのであれば、事実上現金を渡すことにあたる可能性があると指摘。選挙区内の住民への寄付行為を禁じる公選法に抵触するおそれもあるとしている。  森氏は愛媛県出身。17年の衆院選に京都3区で立候補し、比例区で復活して初当選した。森氏によると、党費は1人年間2千円で、肩代わりしたのは18年度に49人分、19年度に50人分。いずれも京都3区内の住民だった。  肩代わりをしたのは森氏が代表を務める日本維新の会京都3区支部の事務担当者で、森氏の事務所の事務局長でもある森氏の父親。父親は取材に、担当者が党員獲得の際に党費を受け取ってこなかったと説明。「党員になってくれたことがありがたくて、自分で出してもいいと思った。法に触れるのであれば反省せざるを得ない」としている。  森氏は肩代わりについて「指示はしていない。事務局長(父)に一任している」とした上で、「事務局長が個人的に行ったものであり、公職選挙法に抵触するものではないと思料する。党費立て替えが寄付行為にあたるとの見解については疑問なしとはしない」と回答した。(高井里佳子) ■日本維新の会・松井一郎代表 「不適切なら自分でけじめを」  日本維新の会の松井一郎代表(大阪市長)は13日、報道陣の取材に応じ、「そういう不適切なこと(党費の肩代わり)をしたなら謝罪して、(党費を払ったとして)名前を使った人に謝って、自分でけじめをつけるべきだと思う」と述べた。党としての対応については、「法的にどうなのかというところで判断していきたい」としている。

朝日新聞社

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