複数の顧客の預金合わせて3954万円余り着服 松本信用金庫の元職員 生活費や遊興費、借金の返済などに使う 懲戒解雇処分
松本市にある松本信用金庫の元職員がおよそ5年半にわたって複数の顧客の預金を無断で解約するなどして、あわせておよそ「4000万円」を着服していたことが分かりました。 松本信用金庫によりますと、着服していたのは松本市にある浅間温泉支店に勤務していた内部事務を担当する元職員です。 元職員は2019年5月から今年10月にかけて、複数の顧客の預金を無断で解約するなどしてあわせて「3954万円余り」を着服したということです。 10月18日に発覚し、着服した金は生活費や遊興費、自身の借金の返済などに使っていたということです。 松本信用金庫は28日付けで懲戒解雇の処分にしていて、今後、刑事告訴する方針です。 また被害を受けた顧客に対しては全額を補償するとしています。