JAL、“二地域居住”体験ツアー 自治体と連携、職員への相談も
日本航空(JAL/JL、9201)は11月30日、都市と地方に拠点を持ちながら生活する「二地域居住」を進めるツアーの販売を開始した。第1弾は帯広や阿蘇など4コースを用意し、現地では各自治体の職員に相談できる機会を用意する。 用意するのは北海道帯広市と熊本・阿蘇市のほか、兵庫・豊岡市と福岡・宗像市の4コース。いずれも2泊3日コースで、通常の観光のほか、周辺のコワーキングスペースや居住環境などを見学できる。滞在中は希望日時に各市の担当者を訪問し、二地域居住の相談もできる。 またWebマガジン『OnTrip JAL』では、各地域を訪問し体験した様子をリポート記事でも紹介。二地域居住を実践している人や移住者のインタビューも掲載する。 二地域居住は、国土交通省が新型コロナ感染症(COVID-19)流行前から進めている施策で、持続可能な地域形成を目指すために人材の確保を図っている。現在はコロナ後の後の生活様式として注目を集めている。
Yusuke KOHASE