マイナス196℃の液体窒素で「ポテトチップスみたいにパリパリに」100周年企業が100周年の小学校でサイエンスショー=浜松市
静岡放送
創業100周年を迎えたガスを扱う企業が同じく100周年の小学校で「サイエンスショー」を開きました。ガス会社だからこそできる数々の実験が披露され、子どもたちは目を輝かせていました。 「2、1、ゼロ!うわぁ」 沸騰したお湯の入った容器にマイナス196℃の液体窒素を投入するとモワモワと白い煙のようなものが吹きあがりました。子どもたちは大興奮。この白い煙のようなものの正体は…水蒸気です。触ってみると冷たいんです。 浜松市中央区の市立追分小学校で開かれた「サイエンスショー」。浜松市に本社を置き、高圧ガスを製造・販売する丸協酸素商会が地域貢献の一環で開いたものです。この会社と追分小学校はどちらも2024年で100周年。記念すべきタイミングで実現した特別授業です。 液体窒素で瞬時に花を凍らせて、子どもたちが粉々に砕く実験やガスの基礎知識に関するクイズなどで、子どもたちは楽しみながら学ぶことの大切さを感じたようです。 <男子児童> 「液体窒素に花を入れたら、ポテトチップスみたいにパリパリ割れておもしろかった」 <女子児童> 「最初の子がやったの見たとき、びっくりした」 <丸協酸素商会 山瀬進哉さん> 「子どもたちからうれしい喜びをたくさんもらって、非常にやりがいがあって、こちらとしてもうれしかった」 子どもたちの好奇心を呼び起こし、正しい知識を身に着けてもらうサイエンスショー。地域に根ざしたガス会社は、今後もこの活動を続けていきたいとしています。
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