「次男を保育園に入れない?」夫・中田敦彦の提案で福田萌が体感した「日本でも入れてほしい」保育園システム
アプリを使った安心安全な管理法
先生とのやりとりは、毎回アプリを通して行われる。ミルクはどのくらい飲んだか、何を食べたのか、いつオムツを替えて、お昼寝をしたのかも、共有アプリでリアルタイムに送られてくる。 入退園の時も、毎日親子の写真を入り口で撮られて、それがそのまま記録になる。だからこれが万が一お迎えが親ではない場合(例えばおばあちゃんやシッターさん)にも、入退園の写真は絶対に親に共有されることになっているから、とても安全だなと思った。バス通学の子も入り口で写真を撮られ、親のスマホに「登園しました」と送られてくるので、万が一降ろし忘れなどの対策としてもとてもいいなと感じた。 入り口でその送り迎えの対応をするのは担任の先生ではないけど、担任の先生と確実にやり取りできるのは専用のアプリでのチャットになる。 例えば、私が最後の授乳時間の記録をアプリ上に載せてなかったときに「彼の最後の授乳時間は何時ですか?」と朝に連絡が来たりする。こちらから「今日はお迎えがいつもより遅くなります」と連絡をしたりする。夕食は出ないけど、最大19時まで保育園は利用できる。時折、チャット上に園で楽しく過ごす様子が写真で送られてきて、ホッとする。 私の実家は岩手県でこども園をしているので、シンガポールのように上手にテクノロジーの力を借りながら安全に子供を見守れる環境づくりを真似できたらいいのにな、と思う。特別な装置や予算は必要じゃなくて、手持ちのスマホ一台でできることだ。しかし、これは一園の意向でできることではないので、ぜひ国の、厚労省やこども家庭庁の方がシンガポールに視察に来てもいいのではと思う。そのときは私がアテンドしますよ!
福田 萌(タレント)