【ウエアTips】インサレーション&フリースの使い分け、どうしてる?|PEAKS 2024年11月号(No.168)
3:【テクニカルフリース】フリースウエアを着る場合
冬の低山ハイクでの行動着に。 1月の塔ノ岳なら登山口から山頂までフリースを着たままでの行動にちょうどいい。歩き始めは気温も体温も低い状態なので身体が温まるまではフリースを着ていたい。徐々に身体が温まってもジグザグにデザインされた生地により換気され、蒸れを逃がしてくれる。頂上で休憩する際はフリースの上にウインドシェルなどを1 枚羽織れば保温性が向上し、ちょうどよくなる。 R1エアは薄手のフリースだがジグザグにデザインされた生地により適度な保温性を保ち、通気性も確保するバランスの良さが魅力。紅葉シーズンの山や冬の低山にちょうどいい保温力があり、風が吹くと適度に通気する。
4:【オクタ】フリースウエアを着る場合
秋の北アルプスの行動着として。 10月の北アルプスは日中でも気温が低く、フリースを着用したくなるほど冷え込む。通気性が低いと衣服内に熱がこもってしまいがちだが、アドリフトクルーは保温しながらも通気度が高いため運動量が上がってもオーバーヒートしない。歩き始めからずっと着たままで行動でき、なるべく脱ぎ着しないで済むレイヤリングで歩きたいので非常に使い勝手がいい行動着だ。 裏地に採用しているオクタは軽くて暖かく、乾きの早さが特徴。通気性も高いので保温性を確保しながらもオーバーヒートしづらく、低温下では行動着としても使用可能。まるでタオルのような裏地は着用感が気持ちよい。 こちらもおすすめ ※この記事はPEAKS[2024年11月号 No。168]からの転載であり、記載の内容は誌面掲載時のままとなっております。 **********。 ▼PEAKS最新号のご購入はAmazonをチェック。 編集◉PEAKS編集部/文◉阿部 静/写真◉熊原美惠
PEAKS編集部