甲子園ざわつく 巨人ウォーカーが送りバントの構え 2球ファウルで作戦変更
「阪神-巨人」(20日、甲子園球場) 巨人のアダム・ウォーカー外野手が先制の好機で犠打を試み、球場全体がざわついた。 両者無得点の六回。先頭・丸が二塁打で出塁すると、次打者・ウォーカーは初球からバントの構えを見せた。球場は長距離砲の犠打の構えにざわついた。初球をファウルにすると、2球目は見送ってボール。3球目もファウルとした。追い込まれると、バントの構えをやめて、カウント2-2から遊撃への内野安打を放った。 巨人は13日・中日戦(東京ドーム)でも長距離砲の中田がプロ15年目で初めて犠打を決めていた。