古き良きアメリカをあらためて見つめたラルフ ローレン パープル レーベル──特集:冬スタイルはレザージャケットで締める
トラディショナルなアメリカをラグジュアリーなレザーで表現。伝統的なディテールに加え、迫力ある素材使いとモダンなシルエット、なおかつ快適さを備えたアイテムで魅了する。 【写真を見る】それぞれのプライスとディテールをチェック!
最上級素材で表現したアメリカへの憧憬
レザーアイテムで表現したのは、ウエスタンテイストを盛り込んだアイテムや、ミリタリー由来のフライトジャケットなど、ラルフ ローレン パープル レーベルならではの古き良きアメリカ。ディテールは伝統にしっかりと敬意を払いながら、素材やシルエットはモダンに解釈され、トレンド感を持って着こなせるアイテムが揃っている。ここならではの最高級素材による、アメリカントラディショナルの最前線を楽しみたい。 ■SHEARLING JACKET くったりとした極上の手触り、シアリングならではの包み込まれるような着心地が味わえるカバーオール風のジャケット。ショルダーにはエポレットもあしらってあり、ラギッドな味わいをプラス。全体的に適度にゆとりが持たせてあり、トレンド感のある力の抜けたラグジュアリーなムードを演出する。真冬でも温かく、なおかつリッチなイメージも与えられる一着だ。 ■LINED ZIP JACKET 最上級のラムスウェードを使った、イタリアメイドのスイングトップ。1950年代のビンテージアウターから着想を得た一着だ。フロントはボタン留めのモックネックで、裾と袖口はリブ編みで、スポーティーに仕立てられた。ラグランショルダーゆえ着心地も快適で、軽やかなイメージで着こなすことができる。 ■SHEARLING BOMBER JACKET こっくりとしたブラウンで染色したムートンを、100%使用したラギッド感漂うボアジャケット。ひと目で高級感を訴えかける、迫力とラグジュアリーさを兼ね備えている。襟のボアやボディのスエード、袖口と裾のリブという異素材の組み合わせも面白い。本水牛のボタンとジップのフロントの対比もしかり。長く愛用して、自分だけのエイジングを楽しみたい。 ■FRINGED SUEDE JACKET 古き良きアメリカを想起させる、トラディショナルなウエスタンジャケットにインスパイアされた一着。ハンドカットしたフリンジが、トレンドであるウエスタンのイメージと、パワフルでラギッドなムードを後押しする。ちなみに合わせ部分もレザー編みボタンを使用。ややドロップしたショルダーとボクシーなカットで、シルエットそのものも旬を感じさせるものとなっている。 ■ラルフ ローレン TEL:0120-3274-20
文・オオサワ系、森下隆太 写真・高橋絵里奈 スタイリング・安倍拓志 編集・岩田桂視(GQ)