”ポスト加世田”小林成美がケガからぶっつけも最終7区で区間新の快走【富士山女子駅伝】
全日本大学女子選抜駅伝(富士山女子駅伝・富士山本宮浅間大社前発、富士総合運動公園陸上競技場着の7区間43・4キロ)が30日あり、2区で先頭に立った名城大が2時間21分38秒の大会新で3連覇を達成した。最長5区(10・5キロ)では加世田梨花(4年・成田)が区間3位の粘走。エース区間を走り続けた大学4年間で、チームを全日本大学駅伝と富士山で合わせて「7冠」に導き、有終の美を飾った。 ポスト加世田と期待される小林成美(2年・長野東)は最終7区で区間新。6区終了時では2位大東大と48秒差だったが、終わってみれば2分38秒の大差をつけた。 11月以降に3度にわたって故障を繰り返し、4日の日本選手権(長距離)も回避。調整不足も懸念される中、「他のメンバーが貯金をつくると声をかけてくれたので、安心して走った」とぶっつけ本番で快走した。米田監督は卒業する加世田に代わり、来年以降のエース区間での起用を示唆している。
中日スポーツ