映画「最小限の善意」チャン・ユンジュ“小学1年生の娘が演技する私の姿を見て喜んだ”
女優チャン・ユンジュが、小学1年生の娘について語った。 チャン・ユンジュは映画「最小限の善意」(監督:キム・ヒョンジョン)に出演。最近ソウル鍾路(チョンノ)区某所で行われたインタビューで、作品について語った。 「最小限の善意」は、妊娠できずストレスを受けていた高校教師ヒヨン(チャン・ユンジュン)が、クラスの生徒ユミ(チェ・スイン)の妊娠で混乱を感じるが、ユミの状況を考えながら自分にできる善意について、私たちに質問を投げかける作品だ。 チャン・ユンジュは、不妊で苦しんでいる中、ユミの妊娠を知ったヒヨン役を演じ、担任として、大人としてこの問題をどのように解決するべきか悩むキャラクターを演じた。チャン・ユンジュの生徒のユミ役は、チェ・スインが務めた。学校から追い出されそうになる現実と戦いながら、自分自身を守ろうとする、妊娠中の高校1年生を熱演した。 実際に娘を育てている母親として、経験のないチェ・スインに妊娠と出産について教えたというチャン・ユンジュ。彼女は「胸が張る時が本当に痛いんです。私たちの映画にもそのようなシーンがあります。その時スインが私に『胸が張る時にどれくらい痛いんですか?』と聞かれて、『子供を産む時の方が痛いよ』と答えました」と語った。 未成年者の妊娠と出産を取り扱ったこの作品を、母親チャン・ユンジュはどのように受け止めたのだろうか。彼女は「『コディンオンパ(高校生ママパパ)』という番組を見ていると、水なしでサツマイモを10個食べるような気分になります。良い大人が必要だとも思います」とし、「娘がまだ小学校1年生なので実感はできていませんが、今の現実について関心を持ち、それに伴う代案が出てくるべきではないかと思います」と話した。 また、「この作品を撮影する前に、ちょうど養子縁組のドキュメンタリーを見たことがありましたが、まだ養子縁組について公に言わないようにしている部分があると思います。デリケートな部分だと思います」と慎重に自身の考えを明かした。 撮影現場に遊びに来た娘が、妊娠に見せる扮装をした姿を見て「びっくりして『これは誰なの?』と言っていました」とエピソードを明かしたチャン・ユンジュは、「『偽物だよ』と言ったんですけど、その時から『ママの映画はいつ公開されるの?』と聞いてきて、興味を示しました」と伝えた。 また、「テレビドラマは『涙の女王』が初めてだったのですが、娘がドラマを見て本当に喜んでいました」と話したチャン・ユンジュは、「以前『ママが演技するのが好き? モデルをやっているのが好き?』と聞いたことがありますが、演技する方が好きだと言っていました。テレビでもっとたくさん見たいらしいです。興味のないようなふりをしていながらも、嬉しいみたいです」とつけ加えた。
ペ・ヒョジュ