足立梨花「名字が変わって実感」HANDSIGN・TATSUと“僕耳婚”の喜び語る
タレントの足立梨花が、ボーカル&手話パフォーマンスグループ・HANDSIGNのTATSUと結婚したことを6月26日に発表。都内で記者会見を行い、二人そろって喜びを語った。 【写真】手話を使ってあいさつする足立梨花 ■聞こえる人、聞こえない人にも伝えたかった HANDSIGNのMV「僕が君の耳になる」に足立が出演したことで出会った二人の会見。二人が手話を交えてあいさつした他、手話通訳をつけて行われた。 冒頭、TATSUが「自分たちの声で、自分たちの気持ちを、手話を通して、聞こえる人、聞こえない人にも届けたいと思った」と、SNSでの報告だけではなく、会見を開いた理由を説明。 そして、TATSUが「出会って長い期間を経て結婚することになってうれしく思っております」と、足立は「なかなか実感が沸かなかったんですが、今日の朝に婚姻届を提出しに行って、初めて名字が変わって、そこで私結婚したんだなって実感しました。今までフワフワしていたんですが、結婚したんだって実感して、今はとてもうれしいです」と笑顔を見せた。 ■足立梨花「(TATSUとなら)すてきな未来が描ける」 互いの第一印象について、足立は「本当に出会った当時から優しくしていただいていて、MV撮影で手話を扱う部分がたくさんあったんですが、手話でないとコミュニケーションが取れない部分があったんですが助けていただいたりしたので、第一印象はすごく優しくて、いい方だなっていうイメージでした」と告白。 TATSUは「笑顔がすてきだなと思いました。MV撮影では演技をしていただいたんですが、とても手話が上手で引かれたという第一印象があります」と答えた。 付き合ってからの印象は、TATSUは「責任感が強かったり、何でもしてくれちゃうタイプなんですけど、僕と足立さんは夜、お酒を飲みながらお話することが多いんですが、おつまみも冷蔵庫パンパンにしてくれるんです。付き合ってからそういう一面が見られてすてきだなって思っております」とのこと。 足立は「最初から印象が変わらず、私が何でもしてくれちゃう性格って言ってくれているんですが、確かにそういう部分は自覚していて、そんな私がお願いできる方って今までなかったというか、人にお願いするより自分がする方が早いと思ってしまうんです。素直にお願いできる人はなかなかいないと思った時に、(TATSUとなら)すてきな未来が描けるんじゃないかなって。そこがいいなと思ったところです」と明かした。 また、結婚会見では恒例となった「◯◯婚とするなら何?」という質問には、TATSUが「『僕が君の耳になる』で出会ったので“僕耳婚”でお願いします」と、二人にとって大事な曲を挙げて名付けた。 ■TETSUとかMATSUとか… 最後に、足立が「私は仕事も続けていくつもりですので、夫婦二人三脚で頑張っていきたいと思います。皆さんとまたお仕事する機会がたくさんあると思いますので、その時はどうぞよろしくお願いいたします。今日は私たちのためにお集まりいただき本当にありがとうございます」とあいさつ。 TATSUは「朝の9時に(結婚報告の)FAXをさせていただいたんですが、やっぱりSNSの投稿とかを見ると、『足立梨花さんと誰が結婚したんだ?』みたいになっているんですが、HANDSIGNのTATSUではなくてTETSUって書かれていることがありまして、MATSUもありましたね。まだまだですね。これから足立梨花さんと結婚して恥じないよう、これからも仕事を頑張っていきたいと思います」と、笑いを誘う自虐コメントも。 そして、「今日は手話の通訳をしていただいているんですけど、2025年には日本でデフリンピックも開催されます。この機会に手話をたくさん知っていただければなと思っております。そして、足立梨花さんとすてきな未来を築けるようにこれから頑張っていきますので、皆さんどうぞよろしくお願いします」と手話への思いも込めて、会見を締めくくった。 ■TATSU、足立梨花の出会い 2017年1月にHANDSIGNの楽曲「僕が君の耳になる」のMV撮影に足立が参加したことで出会った二人。その後4年間会うことはなかったが、2021年にこのMVが1000万回再生を達成した記念で行った取材会で再会する。 その後、手話会やライブ出演など、仕事関係で会う機会が増え、2022年8月にHANDSIGN主催「夏フェス×手話」に出演したことがきっかけで、食事に行くように。そして交際に発展し、6月26日に、二人で都内区役所に婚姻届を提出。足立は妊娠はしておらず、二人はすでに同居している。 ■TATSUプロフィル 神奈川県出身。二宮町観光親善大使。二宮金次郎の末裔。2005年、ボーカル&手話パフォーマー「HANDSIGN」結成。歌とストリートダンスに手話を取り入れた活動を日本で最初に始め、新しいパフォーマンス・スタイルを確立したパイオニア。2010年には、エンターテインメントの登竜門といわれる NYアポロシアターのコンテスト「アマチュアナイト」で優勝。 2017年、実話を基に製作した楽曲「僕が君の耳になる」がスマッシュヒットを記録し、2021年に映画化。現在、YouTubeではMVが1200万回以上再生されている。 2020年、青年版国民栄誉賞と称される「JCI JAPAN TOYP 2020」でグランプリ&内閣総理大臣激励賞&日本放送協会会長賞をトリプル受賞。2022年には、日本初となる歌・ダンス・お笑い全てのエンターテインメントを手話で届ける「Song of Sign vol.1『夏フェスx手話』for SDGs」を開催。 現在は FM ヨコハマ「Tresen」内コーナー「たっちゃんしんちゃんのごきげんラジオ」にて毎週木曜日レギュラー出演中。全国高校生手話パフォーマンス甲子園日本海テレビ特番MCを担当。 ■足立梨花プロフィル 1992年10月16日、長崎県生まれ 三重県育ち。「第32回ホリプロタレントスカウトキャラバン」(2007)でグランプリを受賞。天真爛漫なキャラでさまざまなバラエティー番組に出演し、連続テレビ小説「あまちゃん」(2013年、NHK総合ほか)で有馬めぐを演じ、俳優としても注目を集める。以降、「大東京トイボックス」(2014年、テレビ東京系)、「噂の女」(2018年、BSテレ東)、「悪女のすべて」(2022年、BS松竹東急)などで主演を務めている。 また、2010年より3シーズンにわたり「Jリーグ特命PR部女子マネージャー」を務め、Jリーグの魅力をアピールし、2013年より「Jリーグ名誉女子マネージャー」に就任した。現在は、「土曜スタジオパーク」(NHK総合)、「クイズ!丸をつけるだけ」(NHK総合)にレギュラー出演中。