なぜみんな上を向く?瀬戸熊直樹、6本場の計算に「あれ?」と天井に視線/麻雀・Mリーグ
「3900点の6本場は?」これに即答できる人は、少ないかもしれない。プロ麻雀リーグ「大和証券Mリーグ2020」12月14日の第1試合、南2局6本場で、アガリを決めたTEAM雷電・瀬戸熊直樹(連盟)が6本場の計算で戸惑い、思わず天井を見上げる一幕があった。 【動画】「あれ?」天井を見つめる瀬戸熊直樹 南1局、親の瀬戸熊のアガリから、南2局のU-NEXT Pirates・石橋伸洋(最高位戦)の連荘により6本場という珍しい事態に。この局で2着目の瀬戸熊は南をポンし、南・赤2の3900点(+1800)をアガったが、点数申告の際に合計で「5700点」の計算がとっさには出てこず、思わず天井を見上げ、計算タイムに入った。 最初に申告した点数は「5500点」と、200点の誤りがあり、またすぐに瀬戸熊は自ら「5700点」と訂正、点棒の授受が行われた。このやりとり、また瀬戸熊が訂正した際のはにかんだ表情に視聴者も反応し、「今の顔かわいい」「くま、かわいいwww」「瀬戸熊さん珍しい」とコメントが並んだ。「まあ本場多いと混乱するよねw」「6本場はさすがに考えるわ」とフォローする声も。また、「計算するときってみんな上見るよね」というコメントもあった。 11月3日には同じくTEAM雷電の萩原聖人(連盟)と赤坂ドリブンズ・丸山奏子(最高位戦)が、9本場という珍しい状況となり、揃って天井を見上げて、点数を計算するという場面があった。この際もファンが「かわええ~」「2人で上向くの草」など沸き立った。計算をする際に思わず視線が上に向かうのは、目に入る情報をシャットアウトし、計算に集中するためともいわれている。卓上には並んだ麻雀牌という多くの情報があることから、その視覚情報から離れる意味合いがあるのかもしれない。 ※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会 ◆Mリーグ 2018年に発足。2019シーズンから全8チームに。各チーム3人ないし4人、男女混成で構成され、レギュラーシーズンは各チーム90試合。上位6チームがセミファイナルシリーズ(各16試合)、さらに上位4位がファイナルシリーズ(12試合)に進出し、優勝を争う。 (ABEMA/麻雀チャンネルより)