イ・ソンギュンさんの捜査情報を流出…2つの事件がソウル中央・仁川地検に移送
麻薬投薬の疑いで捜査中に亡くなったイ・ソンギュンさんの捜査情報の流出事件が、ソウル中央地検と仁川(インチョン)地検に移送となった。 昨日(17日)、法曹界によると、水原(スウォン)地検刑事6部(部長検事:ソ・ヒョンウク)は、公務上秘密漏洩および個人情報保護法違反の疑いが持たれている仁川警察庁所属の警察官A氏の事件を仁川地検に移送した。また、同じ容疑で立件された仁川地検所属の捜査官B氏の事件は、ソウル中央地検に移送した。 先立って京畿(キョンギ)南部警察庁は、仁川(インチョン)警察庁からの依頼を受けて約6ヶ月ほど捜査を行った末に、捜査当局の関係者2人と記者4人を対応検察庁である水原地検に送致した。水原地検は犯行の行われた場所、被疑者などの住所など、同事件の管轄を考慮し、移送を決定した。 A氏が流出させたと思われる報告書は、仁川警察庁麻薬犯罪捜査チームが昨年10月18日に作成したもので、イ・ソンギュンさんの事件に関わっていると思われる関係者の名前、前科、身分、職業などの個人情報が書かれていた。A氏はこの報告書を撮影して記者に渡したり、電話で伝える方式で捜査状況を漏らしたことが明らかになった。 これを受け取ったDispatchの関係者は昨年12月18日、報告書の原本写真をはじめとする内容を報じた。 また、B氏はイ・ソンギュンさんが麻薬投薬疑惑で警察の捜査を受けているという情報を地方紙の記者に電話で知らせた疑いを受けている。同地方紙は昨年10月19日、「トップスターL氏、麻薬疑惑で内偵中」というタイトルで、この事件を単独で報道した。
イ・スンギル