ペダルをこぐとアレがたまる! 高校生が放置自転車を活用 スマホを充電 SDGsも 長野
長野県長野市の高校生が、ペダルをこぐとあることができる自転車を製作しました。 放置されていた自転車を活用しています。 中野希友未アナ 「今自転車をこいでいるだけですが、ここでスマートフォンが充電されています。 長野市の高校生たちが制作しました」 高校生 「乗り心地は最高です」 長野工業高校機械工学科の生徒が作ったのはスマートフォンが充電できる自転車です。 ペダルをこぐと後輪に取り付けられた発電機が作動して電力に変え、ケーブルにつないだスマホに充電します。 善光寺御開帳に合わせて開かれる「日本一の門前町大縁日」で設置したいと長野市が依頼し、授業の一環として制作しました。 長野工業高校 松井悠起さん 「特に考えた点は、車体の色をすべて黒に塗装すること。また自転車自体を品格あるものに仕上げることで、日本一の門前街の7年に一度のお祭りとして、お祭りに見合うようなものとして製作した」 実は、この自転車、いずれもJR長野駅前に放置されていたもの。 パンクしていたタイヤやサビていたチェーンなどはすべて取り換え、統一感を出しました。 松井さん 「正直、この自転車で電気をためることは大変。電気をためることの大変さから電気の大切さを知ってもらってSDGsに思いを馳せてもらえたら」 スマホ充電用自転車は4月2日から5月末まで、休日に限って設置され誰でも利用することができます。