伊佐・さつまで氷点下 今季初の冬日観測
鹿児島県内は1日朝、放射冷却の影響で、伊佐市大口で氷点下1.5度、さつま町柏原で同0.5度を観測し、今季初めて最低気温が0度を下回る冬日になった。薩摩川内市で1.3度、鹿児島市で6.9度など県内14地点でこの冬一番の寒さとなった。 【写真】半袖姿で元気よくあいさつする児童=伊佐市の山野小学校
伊佐市では田畑が霜でうっすらと覆われ、冬景色が広がった。山野小学校の校門前には登校した半袖姿の児童が横断幕を持って並び、住民らに元気よくあいさつ。2年の伊豆本颯眞君は「みんなで大声を出すと体が温まる」と寒さを吹き飛ばした。 鹿児島地方気象台によると、2日朝は湿った空気の影響で1日ほど気温は下がらない。日中は日差しが照りつけて気温が上がり、最高気温は鹿児島市20度、鹿屋市19度、奄美市23度と平年より高くなる見込み。