【MLB】負傷緊急降板の大谷翔平 5日に精密検査実施も球団は軽症を強調
◇4日(日本時間5日)大リーグ エンゼルスーホワイトソックス(アナハイム) 目を覆いたくなるような幕切れも、何とか軽症だったようだ。エンゼルスは4日のホワイトソックス戦の5回に負傷のため緊急降板した大谷翔平選手(26)について、「fine(大丈夫だ)」と発表した。米スポーツサイト、ジ・アスレチックのアルダヤ記者が、ツイッターで報じた。 「通常通りの痛みはあり、明日に精密検査を受ける。負傷による退場ではない」とのこと。この試合を全米に中継しているスポーツ専門局ESPNは「ファンにとっては、これ上望むべくもないいい知らせだ」と伝えた。 大谷は指名打者を解除して「2番・投手」で先発する“リアル二刀流”を実現。1回に先制2号ソロを放つも、5回は勝利投手の権利まであと1人という2死二、三塁の場面で、空振り三振を取りながら捕手の後逸による振り逃げと味方の失策で2失点。3―3と同点の生還を果たしたアブレイユが、本塁をカバーした大谷の左足をスライディングで刈り取る形になった。大谷は自力で立ち上がるも、苦悶(くもん)の表情を浮かべつつ、グラウンドを退いた。
中日スポーツ