綾野剛×豊川悦司「地面師たち」本予告とキーアート解禁、音楽は電気グルーヴの石野卓球
Netflixシリーズ「地面師たち」の本予告とキーアートが解禁。電気グルーヴの石野卓球が劇伴音楽を担当していることがわかった。 【画像】今作で初めて劇伴音楽を制作した電気グルーヴの石野卓球 綾野剛と豊川悦司がダブル主演を務めた本作は、新庄耕が実際に起きた事件に着想を得て書いた小説をもとにしたクライムサスペンス。不動産詐欺師集団の“地面師”が、100億円をめぐる前代未聞の事件に身を投じる姿が描かれる。綾野が地面師詐欺の道に踏み込む男・辻本拓海、豊川が巨額詐欺を率いる大物地面師・ハリソン山中を演じた。 石野が劇伴を制作するのは今作が初めて。もともと親交のあった監督の大根仁によるラブコールでコラボレーションが実現した。石野は大根との最初の打ち合わせで具体的なイメージをつかんだそうで「大根監督から僕が昔出したアルバム『LUNATIQUE』のイメージでまずはメインテーマを作って欲しいです、というお話がありました。あとは全体的に『不穏な感じで』と。具体的なイメージを言ってもらえたので、話は早かったです」と振り返る。 石野は台本を読み、最初に10曲ほどのデモ音源を制作。映像がある程度仕上がった段階で、さらにイメージを膨らませ調整していった。最終的に制作した楽曲数は40近くに達しており、石野は「最初から40曲作れって言われていたら、多分心が折れていたと思うんですけど(笑)。気がついたらそれぐらいになっていたというか、とにかく数が多かったのでそこはやっぱり大変でしたね」と語っている。 YouTubeで公開中の予告には、ハリソンを筆頭にした地面師グループと、そんな彼らにだまされる者、地面師を追う刑事たちという三つ巴の欲望が絡み合うさまが切り取られた。綾野と豊川に加え、地面師のメンバーとして北村一輝、小池栄子、ピエール瀧、染谷将太、アントニー、彼らの餌食になる不動産業者や地主の役で松岡依都美、吉村界人、松尾諭、駿河太郎、マキタスポーツ、山本耕史、詐欺事件を追う警察役で池田エライザ、リリー・フランキーが出演している。 全7話の「地面師たち」はNetflixで7月25日に一挙配信。 (c)新庄耕/集英社