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「指差し作業員」の代理人の竹内公太が新作を発表。ARTS ISOZAKIでの個展をチェック

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美術手帖

 竹内公太は1982年生まれ、2008年東京藝術大学美術学部先端芸術表現科卒業。現在は福島県を拠点とし、丁寧なリサーチをもとに、社会における記憶や記録とメディアのあり方を浮き彫りにする作品を手がける。  これまでの個展に、東京電力福島第一原発ライブカメラのモニターに現れた「指差し作業員」の代理人として、災害を見る側の意識と匿名表現者の意識を浮き彫りにする「公然の秘密」(SNOW Contemporary、2012)や、福島県いわき市の図書館で出会った書籍に掲載された石碑巡りのトレースを出発点とした「写真は石碑を石にする、それでも人は」(同、2017)などがある。  また15年からは福島第一原発周辺の帰還困難区域内を会場とした「Don’t Follow The Wind」の実行委員を務めるほか、昨年には黒瀬陽平キュレーションの「TOKYO 2021 "un/real engine――慰霊のエンジニアリング”」(TODA BUILDING 1F)に参加。  そんな竹内の個展「盲目の爆弾+」が、水戸のARTS ISOZAKIで開催される。会期は4月17日~6月27日。  竹内は今回、17年に旧原子力開発施設の視察と戦争関連の調査のためアメリカで6ヶ月滞在し、日米をまたいで行ったリサーチを元とした映像作品《盲目の爆弾、コウモリの方法》(2019)を展示。第二次世界大戦時の1944年から翌年にかけて日本軍が投下した「風船爆弾」の歴史を題材とする同作に加え、新作の写真作品2点も発表する。 ※2020年4月16日追記 新型コロナウイルスの影響により、イベントは中止。展覧会は入場制限を設けての開催となる

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