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「ALS嘱託殺人」被害者と被告の“双方を知る女性”の証言 ツイッターや主治医の証言からみえる“心境”

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MBSニュース

2019年11月、京都市で難病ALS(筋萎縮性側索硬化症)を患う女性を、本人の依頼を受け殺害したとして、医師2人が8月13日に起訴されました。女性と医師双方とやり取りをしていた人物がMBSの取材に応じました。

嘱託殺人罪で起訴されたのは宮城県仙台市の医師・大久保愉一被告(42)と東京都の医師・山本直樹被告(43)です。起訴状によりますと、2人は去年11月、難病のALSを患った林優里さん(当時51)を本人からの依頼を受け、京都市内の林さんの自宅で胃ろうから薬物を注入し、急性薬物中毒で殺害した罪に問われています。 捜査関係者によりますと、被告2人と林さんはSNSを使って犯行の日時や報酬の支払いを打ち合わせていて、事件の1週間ほど前、林さんが提示した130万円が山本被告の口座に振り込まれていたということです。京都地検は2人の認否を明らかにしていません。

2011年ごろALSを発症したという林優里さん。全身の筋肉が動かなくなる中、視線で入力する装置を使って、「安楽死」に関する発信を積極的に行っていました。 【林さんとみられる人物のツイッターより一部抜粋】 『安楽死も認めて欲しい 望まないのにこんな体で無理やり生かされてるのは人権の侵害だと考えます』 『屈辱的で惨めな毎日がずっと続く ひとときも耐えられない』

2019年4月、林さんはツイッター上で九州地方に住む女性に連絡を取り始めました。女性が神経の難病を患いながら安楽死への思いを発信していたことに共感を抱いたとみられます。 その女性が今回、MBSの電話取材に応じました。 「(林さんの気持ちが)わかるよっていう感じですね。単純に死にたいっていう気持ちではなくて、闘病に闘病を重ねて『疲れた』『死にたい』『もういいや』という気持ちは、病気になってみないとわからないところがありますから、(病気に対する思いを)共有していました。」(林さんと連絡を取っていた女性)

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