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「離婚する夫婦」と「しない夫婦」…研究から見えたその差を分けるもの

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PHP Online 衆知

カウンセラーとして、日本、米国、ニュージーランドで25年以上にわたって、延べ6000人の心の援助をしてきた古宮昇氏は「感謝の気持ちが強い人ほど、幸せで人生にも満足しているし、人間関係もいいし、体も心も健康だし、トラウマやいやな出来事からも早く立ち直れることが心理学の研究で明らかになっている」と語り、自身の経験からも「感謝」の大切さを説いている。 古宮氏は書著『絶対幸せになれる「感謝ノート」』より、その感謝の習慣が夫婦関係に与える影響について触れている。本稿ではその一節を紹介する。 ※本稿は古宮昇著『絶対幸せになれる「感謝ノート」』(PHP研究所刊)より一部抜粋・編集したものです。

人に感謝を表現すると幸せになる

人に感謝を伝えると、伝えてもらったほうはもちろんうれしいですが、伝えたほうの人も幸せになることがわかっています。 ある心理学者たちは、八九名の少年少女たちを二グループに分けました。一つは「感謝の手紙グループ」で、そのグループの子どもたちには、大切な人に感謝の手紙を書いてそれを自分で本人に直接手渡してもらいました。 もう一つは「日記グループ」で、その子どもたちは、その日あった出来事を日記に書いてもらいました。 両グループの子どもたちがそれぞれの活動をおこなってから二ヶ月後に彼らの気分を測定したところ、感謝の手紙グループのうち、日ごろからあまり良い感情を感じることが少なく過ごしていた子どもたちは、「日記グループ」の子どもたちよりも、気分が良くなり感謝の気持ちも大きくなって いました(論文A)。 同じように、別の実験では被験者たちに周囲の人々に感謝を表現したり、親切なおこないをしたりしてもらい、六週間後に追跡調査をしました。すると、彼らの人間関係満足度が高まっていました(論文B p.47)。 また週に1回、3週間にわたって誰かに対して感謝の手紙を書いた人たちは、幸福度が増し、うつ気分が減り、人生の満足度が高まりました(論文B p.33)。 つまり、私たちは人に感謝を伝えるほど自分が幸せになるのです。

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