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長時間座っている人は、有酸素運動などの「耐久力トレーニング」をやるべき理由

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ウィメンズヘルス

運動医科学専門誌『Medicine & Science in Sports & Exercise』に掲載された論文によると、定期的な耐久力トレーニングは、座りっぱなしの生活の悪影響を弱める可能性があるという。これは耐久力トレーニングによって、血液を心臓に送り出す内皮機能が向上するため。今回は長時間座ることによる体への影響と、緩和させる方法についてご紹介。 【写真】1日中座っているなら伸ばすべき5つの筋肉

長時間座ることは、体によくない。それが原因で、肥満や病気の原因になる可能性もある。でも、運動医科学専門誌『Medicine & Science in Sports & Exercise』に掲載された新たな研究論文によると、耐久力トレーニングを行えば、その悪影響が緩和されるという。 この研究では、サイクリングをする男子大学生10名と、耐久力トレーニングの経験がない男性9名が、身体能力を測定する自転車エルゴメータを用いて複数の運動テストに参加した。研究チームは、日常の業務を終えたあとと、3時間座ったあとの計2回、参加者の膝窩(しっか)動脈の直径と血流量を測定した。 長時間座ったあとは、どちらのグループでも膝窩動脈の血流量が減少した。でも、血流量の減りがより大きかったのは、トレーニングを行っていない参加者たち。血流量の減少は、内皮機能に影響を与えかねない。

「長時間座っていると、脚への血流量、そして血管系における一酸化窒素の生成量が減ってしまいます」と話すのは、法政大学スポーツ研究センターの森嶋琢真博士。細胞によって生成され、血流量を増やし血圧を下げる一酸化窒素は、血管の健康管理において重要な役割を果たす。そのため、一酸化窒素の減少は全身の血管、とりわけ心臓行きの血管に直接的な影響を与えるそう。 座りっぱなしの生活と内皮機能の低下の関連性は、以前から指摘されていた。長時間ヒザを曲げることで、内皮機能が低下するという研究結果もでている。でも、今回の研究結果がユニークなのは、耐久力トレーニングが内皮機能低下の予防に役立つ可能性を示しているから。

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