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『ホークス3軍はなぜ成功したのか?  才能を見抜き、開花させる育成力』ほか 『貨幣発行自由化論 改訂版 競争通貨の理論と実行に関する分析』

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週刊東洋経済

競争で悪貨が駆逐される、暗号通貨出現で実現するか評者/BNPパリバ証券経済調査本部長 河野龍太郎

<2020年6月27日号> 競争で悪貨が駆逐される、暗号通貨出現で実現するか 評者/BNPパリバ証券経済調査本部長 河野龍太郎 経済の不安定性の元凶は、通貨発行の国家独占にあり、その自由化が通貨価値と経済の安定をもたらす。このハイエク案の実践は、政治的、技術的には困難と長く考えられてきた。しかし、リブラなど暗号通貨の時代の到来で、実現可能性が出てきた。時宜を得た新訳の出版だ。 執筆は1970年代の高インフレ期で、時代遅れと見る人もいる。ただ、ハイエクの懸念は、財政赤字ファイナンスを容易にすべく中央銀行が低金利を続けインフレを助長することだけではない。相対価格を大きく歪め、過剰投資を誘発し、デフレ不況など経済の不安定化招来を問題視していた。実際、過去30年は過度の金融緩和でバブルを繰り返し、世界経済は何度も危機に直面した。今回のパンデミック危機で、世界各国の公的債務は急膨張し、ハイエクの当初の懸念が蘇ったとも言える。

本文:3,753文字

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