【RIZIN】太田忍が所の腕十字で靭帯断裂、全治3ヶ月も驚異の回復力で「3.14東京ドーム試合できる」
昨年大晦日の格闘技イベント『RIZIN.26』で所英男と対戦し一本負けを喫した2016年リオ五輪レスリング男子グレコローマン59kg級銀メダリストの太田忍(26)が、11日に配信した自身のYouTubeチャンネルで現在の状況と心境を語った。 【フォト】所の腕十字が太田の腕にガッチリと極まった瞬間! MMAデビュー戦で寝技を得意とするベテランの所と対戦した太田。激闘の中2Rに腕十字を極められ、タップアウト負けを喫した。 太田は7日に撮影された映像で、伸ばされた右腕のヒジの怪我は“靭帯断裂”で一番深刻な段階の「レベル3」と診断されたと告白。また、左腕のヒジも「レベル1」程度の靭帯損傷と診断され軽度のため今は問題がないが、大怪我を負った右ヒジの方は現在、腕を固定した状態で、最終的なリハビリを含めると「全治3ヶ月」と医者の診断を受けたという。 しかし、太田は「完治までに3ヶ月もかからない」と力説。その理由は、現在、超音波治療器や高気圧治療の高圧酸素を連日行い、「自然治癒力がかなり上がっているからだ」と話し、また「元々の回復力が人よりも高く免疫力もあるから」と早期の復帰に大きな自信を見せた。 さらに、太田は早期の復活をアピールした中、RIZINの榊原代表が発言した3月14日に東京ドームでRIZIN2021年の開幕イベントを開催するとの話にふれ、「自分はそこで試合ができる」と連続参戦を望んだ。 太田はこのほか、今回の大晦日は自分のMMAデビュー戦の環境としてはこれ以上にないものだったとし、それ故にの、勝てなかった悔しさを爆発。「落ちたら上がるしかない、21年は全勝する」と誓った。 11日の自身のツイッターでも「“勝てば天国負ければ地獄”とはよく言ったものだ。未だに夜まともに寝れない。絶対這い上がってやる。」とコメントしている太田。鳴り物入りでMMA界に転向した五輪メダリストの“逆襲”は21年から始まる。